琉球 両国 秋田 石垣島 池袋 東京

である。蛇皮線というのは、三味線の元祖で、もともと琉球でも三味線と呼ばれているのである。錦蛇の皮を張ってあるの

でももっともらしくきこえるのだ。泡盛屋「さんご」で鳴らす琉球の三味線なのである。主人は、暴風の名産地石垣島の出身で、本来

十年ばかり前のことをおもい出したのだ。そのころ、東両国の国技館前の通りにあった「安兵衛」という飲屋のおかみだったからなのだ

知れないのだ。筆者はここでしばしば、ステッキを片手の秋田雨雀氏の姿も見かけるのである。なにしろ、繁栄している店なの

琉球の三味線なのである。主人は、暴風の名産地石垣島の出身で、本来は絵の方の人なのである。定連には

池袋の店

信越線がはいってくるようになるあかつきには、すっかり大池袋に化けるのだ。

大百貨店の勢揃いを想像しただけでも、近い将来の池袋の風貌がうかがわれるわけである。東口駅前も、いまは広場になって

池袋は、いま、時々刻々に変貌しつつあるのだ。池袋駅東口には、

さて、こうした新装をこらすために、池袋の街は至るところごった返していて、落着きのない雰囲気に包まれている

沖縄舞踊を見ながら泡盛をあおる「おもろ」の客も、池袋のごった返しのごたごたを忘れ、しばらくは沖縄の祖国復帰におもいを致すのだ

音がきこえて来たりする。三味線とはいっても、東京あたりで俗にいっているところの蛇皮線の音である。蛇皮線というの