日本婦道記 忍緒 / 山本周五郎
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は徳川氏がその全勢力をあげて東征している、関西のまもりはがらあきなのだ、秀頼を擁する人々が事をおこすにはうってつけの
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ておくった幸村をとりかえした。北条氏ほろびて徳川家康が関東を領することになり、沼田城もその管下にはいったとき、昌幸はあらためて長男
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刀根川の流れも濃い朝もやの下に眠っていたが、赤城山の嶺はすでに茜に染まり、高い空のどこかで鳥の囀りが聞えてい
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こんどの出陣には信濃のくに上田城から真田昌幸とその子幸村が加わることになっていた。安房守昌幸は
歳のときいちど会ったきりのかれには、それが上田城の祖父だとわかる筈はない。
「そうです、上田城のおじいさまです」
は秀忠の軍に従って、弟幸村らの守る伊勢崎(上田城の砦の一)を攻めてこれを降しているのである、これを思う
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いた。安房守昌幸は良人と箕輪で会い、ともに江戸へはせ参じた筈である。それがいまごろ沼田へ来るというのはどうした
「安房さまには江戸へおくだりのことと存じていましたに、いま沼田へおいであそばすと
「いえ伊豆守さまには江戸へおくだりにございました」
昌幸父子が沼田へ来る理由はまだわからない、しかし良人が江戸へいったのに二人だけこちらへ来るというのは不審である、なにか
申します、それにしても安房さま御父子にはなにゆえ江戸へおくだりあそばしませんのか、どうして信濃へおかえりあそばしますのか
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ございません、左衛門佐(幸村)さま御同伴にて昨夜は渋川にお泊りなされ、今朝こちらへ御発向との口上にございました」
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を良人のもとへ云い送った。……信之はこれを宇都宮で受け取った、そして旬日ののちには秀忠の軍に従って、弟幸村
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ここは上野のくに沼田城の奥どのである、城のあるじ伊豆守真田信之は、徳川
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のちには秀忠の軍に従って、弟幸村らの守る伊勢崎(上田城の砦の一)を攻めてこれを降しているのである