小石川 甲府市 浜松 横浜 大阪 上野公園 上野の動物園 長野 金沢 京都 神戸 静岡 甲府 東京 新宿 上野

ました。それから電車に乗り、叔父さんの家のある小石川へむかって行きました。

大阪、神戸、京都、金沢、長野とまわって、最後に甲府市へ来たときは、秋も過ぎ、冬も越し、春も通りぬけて、ふたたび

。次に小田原へ行きました。次に静岡、次に浜松、それからさらに大阪、神戸、京都、金沢、長野とまわって、最後に甲府市

へうつり、そこでまた十日ほど打ちました。それから横浜へ行きました。次に小田原へ行きました。次に静岡、次に浜松

行きました。次に静岡、次に浜松、それからさらに大阪、神戸、京都、金沢、長野とまわって、最後に甲府市へ来たときは

向こうに、森の繁った高台が見えました。そこは上野公園でしたが、新吉はそんなことは知りません。ただ何となく、いなか

ぐるりとめぐっているところへ出ました。ああ、これが上野の動物園というのだな、と新吉はやっと思いつきました。

次に浜松、それからさらに大阪、神戸、京都、金沢、長野とまわって、最後に甲府市へ来たときは、秋も過ぎ、冬も

静岡、次に浜松、それからさらに大阪、神戸、京都、金沢、長野とまわって、最後に甲府市へ来たときは、秋も過ぎ、

次に静岡、次に浜松、それからさらに大阪、神戸、京都、金沢、長野とまわって、最後に甲府市へ来たときは、秋も

た。次に静岡、次に浜松、それからさらに大阪、神戸、京都、金沢、長野とまわって、最後に甲府市へ来たときは、

へ行きました。次に小田原へ行きました。次に静岡、次に浜松、それからさらに大阪、神戸、京都、金沢、長野とまわっ

を動かさなくてもいいようになりました。そうして甲府の町へ小屋を張ったときには、「曲馬団のトッテンカン」という

場内は見物人でいっぱいでした。四方が山に囲まれた甲府の町のことですから、九月になるともう山颪しの秋風が立ち

ここは東京から北の方へ二十里ほどはなれた、ある湖の岸の小さな町。汽車

新吉は、両親がなく、たった一人の姉さんは東京のおじさんの家へ奉公に行ってしまい、自分は小学校へ二年ほど

そうしてとうとう新吉は、東京の北の端の町まで来てしまったのです。

の間にか夜が明け、いつの間にか貨車は東京の北端れの町の停車場へついていたのです。象はもう貨車

十日ほどでそこを打ち上げた曲馬団は、今度は東京の南の端の町へうつり、そこでまた十日ほど打ちました。

「東京に叔父さんがいるの。僕の姉さんもそこにいるから、僕そこ

は、曲馬団へ入ってそこを逃げ出すまでのいきさつと、東京へ叔父さんをたずねて来て、こうして迷っていることを一通り話し

と、一番列車に乗りました。そして、おひる前に新宿の停車場へ着きました。それから電車に乗り、叔父さんの家のある

ぐるりとめぐっているところへ出ました。ああ、これが上野の動物園というのだな、と新吉はやっと思いつきました。