本の装釘 / 木下杢太郎

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地名一覧

パリ

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の束は不思議な印象を与えたものである。後にパリでオツトマンがかかる色彩諧調によつて幾多の絵を作つてゐるのを看

伊豆

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から三十余年前、即ち大正二年の夏八月、伊豆の湯ケ島で作つた渓流の写生画である。当時三越が賞を懸けて江戸

名古屋

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どの本の為めといふのではなかつた。当時わたくしは名古屋の閑所に住み、その庭のかなめもちとどうだんの葉をていねいに写生した

の発行は昭和三年六月の事である。わたくしは名古屋を去つて仙台に在つた。木版は孰れも伊上凡骨が其弟子を督して

とは大正十五年の春、名古屋のかなめもちを見て作つた詩である。

富士見町

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あとの数年ほど楽しかつた時は無いと思ふ。まだ富士見町に住んで居られる時、晶子夫人から本の装釘を頼まれた。それは

仙台

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三年六月の事である。わたくしは名古屋を去つて仙台に在つた。木版は孰れも伊上凡骨が其弟子を督して彫刻する所

仙台にゐた時は閑が多く、しばしば庭の草木を写生した。そこ

この夏仙台に往つた時、小宮豊隆君がも一度其著書の為めに表紙画を

東京

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、郷家では呉服太物の商売をしてゐた。時々東京の店から仕入物の大きな荷物が到着した。わたくしには子供ながら、

の近くには山茱萸の木が有る。さんしゆゆは東京に在つては、とさみづき、いぬのふぐりなどと共に春を告げる花で