源氏物語 10 榊 / 与謝野晶子 紫式部None

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地名一覧

加茂

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加茂の斎院は父帝の喪のために引退されたのであって、そのかわり

女王が斎宮になって行かれたことはあっても、加茂の斎院はたいてい内親王の方がお勤めになるものであったが、相当し

たと源氏は思っているのである。斎院のいられる加茂はここに近い所であったから手紙を送った。女房の中将あてのに

三条

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源氏が三条の宮邸を御訪問することも気楽にできるようになり、宮のほうでも

伊勢

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斎宮の伊勢へ下向される日が近づけば近づくほど御息所は心細くなるのであった。左

鈴鹿川八十瀬の波に濡れ濡れず伊勢までたれか思ひおこせん

の姫君が職をお継ぎになることになった。伊勢へ女王が斎宮になって行かれたことはあっても、加茂の斎院は

桂川

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十六日に桂川で斎宮の御禊の式があった。常例以上はなやかにそれらの式も

六条

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、御息所はしいて冷ややかになっているのである。野の宮から六条の邸へそっと帰って行っていることもあるのであるが、源氏はそれ

逢坂山

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もう暗くもあったし、あわただしくもあったので、翌日逢坂山の向こうから御息所の返事は来たのである。

行くかたをながめもやらんこの秋は逢坂山を霧な隔てそ