源氏物語 04 夕顔 / 与謝野晶子 紫式部None
地名一覧
叡山
地名をクリックすると地図が表示されます
源氏は夕顔の四十九日の法要をそっと叡山の法華堂で行なわせることにした。それはかなり大層なもので、上流の
五条
地名をクリックすると地図が表示されます
今朝も五条の蔀風の門の前を通った。以前からの通り路ではあるが、
と源氏は言っていた。たとえ仮住まいであってもあの五条の家にいる人なのだから、下の品の女であろうが、そう
抱いて車に乗せ右近が同乗したのであった。五条に近い帝室の後院である某院へ着いた。呼び出した院の預かり役
「それはそうでございます。あの五条の家は女房などが悲しがって大騒ぎをするでしょう、多い小家の近所隣へ
は渓へ飛び込むのでないかと心配されました。五条の家へ使いを出すというのですが、よく落ち着いてからにしなければ
たが、今年は方角が悪いので、方角避けにあの五条の小さい家へ行っておいでになりましたことから、あなた様がおいで
ぬ貴族の家の女房になっていることを感じた。五条の夕顔の花の咲きかかった家は思い出すだけでも恥ずかしいのである。竹
あの五条の家では女主人の行くえが知れないのを捜す方法もなかった。右近
四国
地名をクリックすると地図が表示されます
伊予介が十月の初めに四国へ立つことになった。細君をつれて行くことになっていたから、