源氏物語 35 若菜(下) / 与謝野晶子 紫式部None

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地名一覧

明石

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しまった。今日のはなやかな光景を見るにつけても、明石を源氏のお立ちになったころの歎かわしかったこと、女御が幼児で

教訓をされたようである。いろいろな話題になって明石の人たちがうらやまれ、幸福な人のことを明石の尼君という言葉

て明石の人たちがうらやまれ、幸福な人のことを明石の尼君という言葉もはやった。太政大臣家の近江の君は双六の

「明石の尼様、明石の尼様」

「明石の尼様、明石の尼様」

催馬楽

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第二の合奏は柔らかい気分の派手なものになって、催馬楽の葛城が歌われた。院が繰り返しの所々で声をお添えになるの

朱雀院

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であったと思うと、自身の臆病さも口惜しかった。朱雀院からはたびたびそのお気持ちを示され、それとなく仰せになったこともあっ

六条

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あなたがだれかに命じて縫わせてください。一そろいは六条の東の人にしてもらいましょう。あまりに法服らしくなっては見た感じ

住吉

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住吉の神への願果たしを思い立って参詣する女御は、以前に入道から送っ

たれかまた心を知りて住吉の神代を経たる松にこと問ふ

昔こそ先づ忘られね住吉の神のしるしを見るにつけても