源氏物語 33 藤のうら葉 / 与謝野晶子 紫式部None
地名一覧
加茂
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のほうへ出て行った。今日近衛の将官として加茂へ参向を命ぜられた勅使は頭中将であった。内侍使いは藤典侍で
極楽寺
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、三月の二十日は大宮の御忌日であって、極楽寺へ一族の参詣することがあった。内大臣は子息たちを皆引き連れて行って
「極楽寺の花蔭ではお話もゆっくりとする間のありませんでしたことが遺憾
明石
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いつものように院内の夫人を誘ってみた。花散里、明石などである。その人たちは紫夫人といっしょに出かけることはかえって自身の貧弱
紫の女王は退出するのであったが、代わるために明石が御所へ来た。そして東宮の御息所の桐壺の曹司で二夫人ははじめて面会
上賀茂
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と日が決定した。姫君のために紫夫人は上賀茂の社へ参詣するのであったが、いつものように院内の夫人を誘っ
朱雀院
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多い日になることを予期されて、主人の院は朱雀院をも御招待あそばされたのであったから、珍しい盛儀であると世人も
よいほどの奏楽の前で御所の侍童たちが舞った。朱雀院の紅葉の賀の日がだれにも思い出された。「賀王恩」と
そろった。「宇陀の法師」の昔のままの音を朱雀院は珍しくお聞きになり、身にしむようにもお感じになった。
と朱雀院へ御説明的に申された。帝の御容貌はますますお美しくおなりになる
大宮
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ないなどと思っていたが、三月の二十日は大宮の御忌日であって、極楽寺へ一族の参詣することがあった。内大臣
住吉
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ような、朗らかな気分になることができて、いっさいが住吉の神の恩恵であると感謝されるのであった。理想的な教養が