ロンドン 両国 上野公園 京都 奈良 港区 世田谷区 目黒区 渋谷区 東京 銀座 麹町 渋谷 目黒

イギリスのロンドンにタッソー夫人のロウ人形館というのがあって、世界じゅうに知られて

ロンドンのタッソー夫人ロウ人形館には、歴史上のおそろしい場面や、血なまぐさい場面が

野公園の不忍池のそばに、ふしぎな建物がたちました。両国のもとの国技館をぐっと小さくしたような、まるい建物で、外がわの壁も、

東京上野公園の不忍池のそばに、ふしぎな建物がたちました。両国のもとの

まず上野公園の博覧会にちんれつしてあった、何千という真珠の玉を集めて

あの京都の高橋少年が読んだという、ルパンのばけた「黄金仮面」の本

、空がとべるんですよ。ほら、あいつは、いつか京都の三十三間堂のそばの木のてっぺんから、空へとんでいったじゃありませ

国宝のぼさつ像です。奈良朝の傑作ということですが、まるで生きているように、よくできて

おはなしはかわって、その日の夜のことです。港区の有馬大助君という少年のおうちに、おそろしいことがおこりました。鉄

ある夜、少年探偵団員の木下君と宮島君が、世田谷区のクイーンという小さな映画館の客席に、腰かけていました。

小林少年とポケット小僧が、世田谷区のさびしい大通りを歩いていました。両がわには、ふつうの住宅と

さて、映画館の事件があってから一週間ほどたって、目黒区の片桐さんのおうちに、おそろしいことがおこりました。

をたしかめたところだ。黄金仮面はきょう午後七時に、渋谷区の一軒のあき家へやってくることがわかった。そこで、きみたち

そして、その渋谷区のあき家への道じゅんを、くわしくおしえてくれました。

東京上野公園の不忍池のそばに、ふしぎな建物がたちました。両国のもと

東京の中曾夫人ロウ人形館も、それをまねたものですから、やっぱり、ものおそろしい

どのくらい時間がたったのでしょう。そして、ここは、やっぱり東京なのでしょうか。」

んでした。ゆうべ自動車の中で、ねむらされてから、東京港で汽船にのせられ、その汽船がこの広い海へすすんで来たの

のりうつると、綱をといて、まっくらな海の上を、東京の方角にむかってこぎはじめました。さいわい、波はありません。大きな

、ついに明智探偵を発見することはできませんでした。東京に近づきすぎては、こっちの身の上があぶないので、思うぞんぶんに、さがしまわる

首領は船を東京のほうへすすませて、ボートをさがしましたが、ついに明智探偵を発見

道化仮面のようなやさしいものじゃないぜ。おそろしい仮面だ。東京じゅうが、ふるえあがるような恐怖の仮面だ。」

それから一週間ほどのち、舞台は東京にうつって、またしても、おそろしい事件がおこりました。

「ぼくは、昼ごろ東京にかえった。ぼくがたのんでおいた男が新宿駅に待っていて、

脱獄をして、世間にあらわれてくるのです。そして、東京はもちろん、日本じゅうの人びとをふるえあがらせてしまうのです。

ました。山のにおいです。森のにおいです。ここは東京に近い、どこかの山の中にちがいないのです。

金色のヤモリのように、はいあがっている黄金仮面、夜の銀座を四つんばいになって走っている青銅の魔人、地下室の石の階段をおり

ここは麹町の明智探偵事務所です。明智探偵は、たのまれた事件のために、福井県

、その十七人の少年たちをつれて、都電と地下鉄で渋谷につき、おしえられたあき家へといそぐのでした。

少年たちは、それからすぐにバスにのって、目黒の片桐さんのうちへいそぎました。恐怖王は今夜の十時に片桐