思ひ出すままに 「文藝春秋」と菊池と / 宇野浩二

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諏訪

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さて、この時、私は、那須から諏訪の方へまはつたので、原稿は書けなかつたが、江口は、菊池

千代田区

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は、昭和二年の九月に、麹町区(今の千代田区)内幸町の大阪ビルの何階かに越した時からであらう。しかし、初め

駒込

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、この小説を「文藝春秋」に、と思ひついて、駒込神明町の菊池の内をたづねたが、菊池は留守であつた。その家

さて、「文藝春秋」の発行所は、大地震後に駒込神明町の菊池の自宅に移つたとして、それから、大正十五年の

市ヶ谷

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残つてゐる風景(眺め)のやうなものがある。市ヶ谷見附からだらだら坂になつてゐる広い道をしばらく歩くと屋敷町になる。

麹町

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として、それから、大正十五年の六月に、麹町下六番町の有島邸に変るまで、菊池の自宅にあつたので

やうになつたのは、昭和二年の九月に、麹町区(今の千代田区)内幸町の大阪ビルの何階かに越した時からで

内幸町

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昭和二年の九月に、麹町区(今の千代田区)内幸町の大阪ビルの何階かに越した時からであらう。しかし、初めの数年間

をたづねるつもりで、まだエレベエタアのない時分であつたから、内幸町の大阪ビルの六階まで息をきらしながら上がつて行つて、たしか扉