半七捕物帳 53 新カチカチ山 / 岡本綺堂

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地名一覧

牛込

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幸次郎は引き受けて帰った。半七はそれから牛込の堀田、京橋の須藤、深川の菅野の屋敷をまわって用人らに内密の

大島町

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「深川の大島町、石置場の近所ですが、おやじが去年死んだので、世帯を畳んで

「やっぱり船頭で、大島町の石置場の傍にいる寅吉という奴です。船頭といっても、博奕

をたずねて来たと云うと、例の一件以来、大島町の方へも顔も見せねえので、どうしているのかと案じて

浅草寺

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のを幸いに、半七は坐り込んで煙草を吸いはじめると、浅草寺の八ツ(午後二時)の鐘がきこえた。

八丁堀

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前から家出しているのを黙っていることはねえ。八丁堀の旦那衆の方へ内々で沙汰をして置いてくれりゃあ、なんとか用心

佐賀町

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。女中たちも必死になって呼び立てる。それを聞きつけて、佐賀町の河岸から米屋の船が二艘ばかり救いに出て来ましたが、もう

小田原町

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「船宿にいて、小田原町の河岸に育った女ですから、ちっとは水ごころがあるのでしょう。陸へ

大阪

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高助のせがれで以前は源平と云っていましたが、大阪から帰って来て、光秀の妹と矢口渡のお舟を勤めています。

佐賀

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。女中たちも必死になって呼び立てる。それを聞きつけて、佐賀町の河岸から米屋の船が二艘ばかり救いに出て来ましたが

下谷

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はそこで内々の通夜をするらしく、三河屋の家内はみな下谷へ出て行って、亭主の清吉ひとりが留守番をしているとの事

と、お信の死骸は検視が済むや否や、すぐに下谷稲荷町の女房の里方へ運んで、今夜はそこで内々の通夜をする

暫く何処にか隠れていて、暗くなるのを待って下谷の稲荷町、すなわち清吉の女房の里へ尋ねて行って、そこに五、

深川

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ありました。三千石の寄合で、まず歴々の身分です。深川の砂村に抱え屋敷、即ち下屋敷がありまして、主人をはじめ家族の者が

で、小名木川をのぼって行きました。御承知の通り、深川は川の多いところですが、この時は小名木川の川筋から高橋、万

、それから町方へ内密の探索を頼んで来ている。深川浄心寺脇の菅野大八郎、二千八百石、これは因幡の奥方お蘭の里方で、

「深川の大島町、石置場の近所ですが、おやじが去年死んだので、世帯

に振り返る。よく見ると、まんざら知らねえ奴でもねえ、深川の寅という野郎で……」

「深川の寅……。どんな奴だ」

帰った。半七はそれから牛込の堀田、京橋の須藤、深川の菅野の屋敷をまわって用人らに内密の面会を求めたが、或いは

せた。その一つは二月二十三日の朝、かの深川の寅吉という船頭が何者にか殺害されたことである。浄心寺

「それじゃあ、やっぱり深川を見張っていますか」

「おめえと庄太は気長に深川の番をしていてくれ」と、半七は云った。「あいつも

菅野は前にも申した通り、浅井の奥さまの里方で深川の浄心寺わきに屋敷を持っている。そこへ今度の一件を種

浅草

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なんだか未練があるので、おかみさんは今日も浅草の観音さまへ御神籤を取りに行った。親方はかぜを引いたと云っ

のを幸いに、半七は坐り込んで煙草を吸いはじめると、浅草寺の八ツ(午後二時)の鐘がきこえた。

神田

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がして、丁度通りかかった空駕籠をよび留めて、ひとまず神田の家へ帰った。

そのうちに、彼は何事かを思いついて、ふらりと神田の家を出た。二十八日の宵である。きょうの春雨も其の頃

稲荷町

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、お信の死骸は検視が済むや否や、すぐに下谷稲荷町の女房の里方へ運んで、今夜はそこで内々の通夜をするらしく、

にか隠れていて、暗くなるのを待って下谷の稲荷町、すなわち清吉の女房の里へ尋ねて行って、そこに五、六日

京橋

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はまだ万延二年のわけですが……。その頃、京橋の築地、かの本願寺のそばに浅井因幡守という旗本屋敷がありました

、二千三百石、これは浅井因幡守の叔父だ。それから京橋南飯田町の須藤民之助、八百石、これは因幡の弟で、須藤の屋敷

幸次郎は引き受けて帰った。半七はそれから牛込の堀田、京橋の須藤、深川の菅野の屋敷をまわって用人らに内密の面会を求め

永代橋

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を越えて、大川筋へ出ました。ここは新大橋と永代橋のあいだで、大川の末は海につづいている。その川中まで漕ぎ出し

新大橋

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万年橋を越えて、大川筋へ出ました。ここは新大橋と永代橋のあいだで、大川の末は海につづいている。その川中

小名木川

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の通り、深川は川の多いところですが、この時は小名木川の川筋から高橋、万年橋を越えて、大川筋へ出ました。ここ

帰ることになって、船頭の千太が船を漕いで、小名木川をのぼって行きました。御承知の通り、深川は川の多いところですが