満洲 対馬 八幡大菩薩 但馬 臨津江 九州 和泉 琉球 漢江 富士山 水戸

。バルチック艦隊を日本海に撃滅して置かなかったなら、満洲に於ける日露の戦局はどうなったかわからないと同様である。朝鮮、

対馬の宗義智が、いやがる朝鮮の使者を無理に勧説して連れて来

は攻め入って功を収められよ。先懸けを乞うのは八幡大菩薩私の軍功を樹てる為ではない。こう云って涙を流した。和泉感動

二十六日の午前二時、宗茂の軍は、十時但馬、森下備中の二士に銃卒各数十人を率いさせて斥候に出した。この

と考えて居るのである。且つはこの開城京城間の臨津江が春来と共に氷が解ける事でもあらば、貴殿の進退は困難と

父元就四万騎をもって大友修理大夫義鎮の三万騎を九州多々良浜に七度まで打破った時に、この宗茂の父伯耆守、僅か

であろう。そこをつけ入るべしと勧めたから、宗茂は和泉に立花三左衛門を副えて前備とした。池辺竜右衛門進出で、我日本

た。和泉は驚き怒り、軍法をもって許さない。伝右衛門は和泉の鎧の袖にすがって、今日の戦は日本高麗分目の軍と思う。

を樹てる為ではない。こう云って涙を流した。和泉感動して、ついに前軍と中軍と入れ代った。霧が深く展望がきかない

では最初この急報を信じて居なかったが、追々と琉球や福建辺からも諜報が飛んで来る。ついに朝鮮王は義州にまで落ちて

重くて、誰も動く事が出来なかった。更に一人は漢江の辺に多くの高い棚を築き、上から伏射すれば敵は上る事が

から、行長は東大門から京城に入城した。京城附近の漢江に清正行き着いた時、河幅三四町に及ぶが、橋が無いので渡れない

わけだが、北進中の海岸で、ある日東海はるかに富士山を認め、馬より降り甲を脱いで拝したと云うが、まさか富士山では

、馬より降り甲を脱いで拝したと云うが、まさか富士山ではあるまい。この情景は昔の絵草紙などに書いてある。しかし懸軍数百

水戸彰考館総裁川口長孺の著で、秀吉の譜、宗氏家記、毛