四国 東京

地上でおなじみの蜜柑にちがいなかった。しかもこの味は四国産の蜜柑と同じだった。

ようにこまった。こまったあげく、ようやくきまったことは、東京へむけてこのことを急報し、だれかえらい学者に来てもらうことと

で東京へ通ぜられた。いきなりこの変な報告をうけた東京がわでは、やっぱり変な人が、電話口に出ていると思った

さっそくこのことは、電話で東京へ通ぜられた。いきなりこの変な報告をうけた東京がわでは、やっぱり

そのままにして、手をふれないようにせよと、東京がわから注意があった。

とにかくそれぞれのむきへも連絡して、できるだけ早く、東京から調査官をおくるから安心するように。それから奇妙な死骸のある現場は

「東京からえらい係官がみえて、その怪物を調べるようになったら、私を呼ん

東京からは係官が来るかわりに有名な特別刑事調査隊の七人組がやって

、この鉱山へ来てくれたので、事務所はもちろん、東京本社でも大喜びだったし、この怪事件にふるえあがっていた土地の人々

化物みたいな怪死骸に逃げられ、皆がっかりだった。はるばる東京からやってきた特別刑事調査隊の七人組も、どうやら面目をつぶし

「そうだ、あれだ。あれを東京の大学で、僕の友人が分析したのだ。その報告が今日手紙