日枝神社 青山 横浜市 寛永寺 甲府市 栗橋 横浜 茨城 宮城 三宮 秩父宮 本郷 言問橋 仙台坂 伊予 ベルリン 増上寺 今戸 瀬戸内海 ロンドン 関東地方 荏原 明治神宮 四谷 吾妻橋 尾道 名古屋 浅草寺 九州 谷中 モスクワ 大阪 大宮御所 浜松 琉球 四国 芦屋 鎌倉 豊橋 軽井沢 上町 厩橋 天現寺 王子 鶴見 荒川 広島市 関東 川崎 熊谷 御前崎 東郷神社 銚子 マニラ 隅田 三重県 駿河台 房総 福原 須磨 樺太 関西 本所 両国 神戸 鹿児島 静岡 千葉 下谷 広島 熊本 福岡 長崎 松山 甲府 水戸 仙台 長野 徳島 高知 和歌山 金沢 足立区 深川 北区 豊島区 大宮 三鷹 荻窪 護国寺 東京 神田 御徒町 上野 日暮里 末広町 有楽町 日本橋 秋葉原 浅草 白金台 新橋 麹町 稲荷町 大塚 池袋 渋谷 新宿 国分寺 赤羽 浜松町 泉岳寺 青山一丁目 五反田 日比谷 目黒 品川 向島 目白 赤坂見附 原宿 代々木 巣鴨 人形町 三越前 新大橋 東京湾

このほか熱田神宮本殿、日枝神社、松蔭神社、東郷神社なども災厄を受け、寺院では増上寺、泉岳寺等

本屋があったが、この本屋も跡片なし。渋谷から青山の通りを経て赤坂見附まで全くよく焼けたもの。古くからの、そして充実

仮埋葬は都内六十七ヵ所。既設は谷中、青山のみ。あとは錦糸、猿江、隅田、上野等の大小公園や、寺院境内、

猖獗を極めている。そのさきがけは、五月二十九日の横浜市への五百機来襲であった。

◯ラジオにて寛永寺の除夜の鐘の音を聞く。平和来。昨年は「敵機なお頭上に来り

下に甘藷二十七億貫植付の激励講演をして廻った。甲府市には二日、三日、四日といた。その二日後の六日

◯七月八日は栗橋の吉田修子さんの婚礼があり、目下入営中の戸主・卓治さんの心持も

投弾はなく、近いところでも新宿のあたりらしい。今度は横浜、川崎もやられたらしい。渋谷―池袋間も不通。ヨコスカ線は大塚から

、十七日名古屋に、二十三、二十五日東京、二十九日横浜に来襲した。

◯房総、ヨコスカ、茨城の飛行場や軍事施設に対しては相当長時間攻撃した。本土上陸の企図

◯中島工場は356、宮城は57の地図を、敵が用意している。

庁は無事。それから東へ行って北長狭の辺、三宮の辺が焼けていた。県庁は残っているが、菊水は空し。

とくに二十三、二十五日の東京空襲では秩父宮、三笠宮、閑院宮、東伏見宮、伏見宮、山階宮、梨本宮、北白川宮の各宮邸、東久邇宮鳥居

蒲田」であり、「その他相当焼けた区は下谷、本郷、日本橋、神田、荒川、豊島、板橋、王子、四谷、大森、荏原、品川

◯浅草の田中さん、早期に言問橋を渡って左折し（牛の御前と反対方向）そこで助かった。但しその

客三人と岡東父子との五名で、仙台坂を二の橋の方ヘ下りて行く。

◯祖母、伊予より十八日突然帰る。

◯ベルリンはあと五分の一を余すのみ。ヒムラー内相より英米へ降服申入れありしと

◯昨五月一日、ヒットラー総統はベルリンに於ける戦闘指揮の位置に於いて死去し、後任としてデーニッツ提督を

◯ドイツ・ベルリンの戦闘の終局、ヒトラー総統の戦死、デーニッツ新総統の就任、米、英、

、松蔭神社、東郷神社なども災厄を受け、寺院では増上寺、泉岳寺等も爆撃された。

◯大正震災のときは、それでもかなり今戸の川ぷちに家が残ったものだ。今度は完全に焼けてしまった。

31日　　未明　　　　三〇　　瀬戸内海、北九州

Ｖ一号出現当時のロンドンその他の混乱はたいへんなものであったが、それの対策が出来ると共

と一緒に起き出て、まず二人は支度する。そのうちに関東地方に警戒警報が出た。皆を起こして支度をさせる。また重要物件を

次の被害顕著なるところは荏原区であったが、これは前者にくらべるとたいしたことはない。しかし戸越公園

深更より十六日暁へかけての夜間爆撃で、蒲田、荏原、品川、大森をやられ、大小の工場がほとんど全滅したとのことだ

、神田、荒川、豊島、板橋、王子、四谷、大森、荏原、品川」である。

消し止めた。両陛下と皇太后陛下は御無事とのこと。明治神宮は本殿と拝殿とが炎上した。鈴木首相の放送に「敵は計画的に

◯ラジオ報道によると、豊島、板橋、王子、四谷が、もっとも多く燃えた由。しかし死傷者は少ないとの事である。去る

、本郷、日本橋、神田、荒川、豊島、板橋、王子、四谷、大森、荏原、品川」である。

◯吾妻橋のタモトに立って眺めると、どこもここも茫々の焼野原。

等ヘ、機雷投入を二日つづけてやった。きょうは尾道と四国との連絡船が停まったと出ていた。ＰＢ２Ｙらしい飛行艇

◯名古屋、清水あたりへ敵機来襲。「地上施設に損害を受けた」という発表が

空襲は、先頭編隊が静岡県に入り、それから西進し、名古屋方面を襲うかのごとく見せておいて、急に反転して東進を開始し

夜は空襲なく、おかげでゆっくり眠れた。しかし三日は名古屋方面に九十数機の来襲あり、また四日は台湾、沖縄へ艦載機延べ五百

◯昨一月三日の名古屋の空襲に、市内はかなり焼けた由。敵はいよいよ本性をあらわし、焼払い投弾

◯名古屋を去る三日に爆撃した敵機は、わが空軍に行手をさえぎられた結果

、八十機が阪神初空襲を行なう。その前に関東と名古屋方面へ少数機で牽制して、それから入る。いくら牽制しても阪神へ

帝都、名古屋の前例に鑑み、阪神の重要工場は疎開を完了していたかどうか

◯空襲は名古屋、阪神方面に移行し、このところ東京は昼も夜も警報から遠のいている

◯昨暁名古屋が大挙Ｂ29の夜間爆撃を受けた。東京夜襲より二日後で、ピッチ

◯名古屋も案外たくさん残っている。その前夜また空襲があったのだそうだが、

南方基地より発出せるもの、帝都附近へは百二十機、名古屋へは百五十機が来襲せり」と。

名古屋では「千種区、東区、中区、熱田区、昭和区、中村区、中川区が被害大きい」

去る十四日（五日前）は名古屋へ四百機のＢ29が来襲して、同機多数来襲の記録を作った。

12日　　未明　　　一三〇　　名古屋

19日　　未明　　　百数十　　名古屋

25日　　未明　　　一三〇　　名古屋

30日　　夜　　　　　二〇　　名古屋、伊勢湾

14日　　朝　　　　四〇〇　　名古屋

名古屋は昼間の強襲に加え、翌夜にはさらに百機が来襲した。

し、戦略的効果をねらうに至り、五月十四、十七日名古屋に、二十三、二十五日東京、二十九日横浜に来襲した。

ことがうなずける。こんなに焼けているとは思わなかった。浅草寺の観音堂もない、仁王門もない、粂の平内殿は首なし、胸から上

連れて、寸暇に顔を出してくれる。十五日はいよいよ九州へ飛行機で出発とのこと。十一時頃来て、二時半頃戻って行く

を聞いたが、徹ちゃんは十七日（昨日）飛行機で九州へ出発した由。隊の兵曹が昨夜電話をかけてくれたそうだ。

日本空襲が減ったわけではない。むしろこのごろは毎日、九州の飛行場を爆撃に来るという執拗さ、熱心さである。わが特攻隊の出鼻

◯九州連日爆撃に、鹿児島の家のことと、永田夫妻の安否を心配している

心ならずも穏やかなり。心ならずというのは、九州等来襲ひんぴんたる土地のわが同胞に対し相済まぬと思う意味なり。

九州はもうこの十日間に八連爆か九連爆で、飛行場附近を盛んに

朝　　　　一七〇　　九州

８日　　朝　　二十九目標　　四国、九州

、沖縄作戦を有利に導くため戦略爆撃を主とし、九州、四国方面の航空基地、あるいは航空機工場を目標としていたが、五

され、この期間中に静岡、浜松にも相当被害あり、九州、四国、山陽方面にも戦略爆撃による被害があった。

仮埋葬は都内六十七ヵ所。既設は谷中、青山のみ。あとは錦糸、猿江、隅田、上野等の大小公園や、寺院

◯モロトフ氏、急いで桑港会議より引揚げ、モスクワに帰る。イーデンはまだうろうろしている様子だが、これもいずれ帰るであろう

◯大阪はどこが焼けているのか車窓からは見えず。（話によると西区

「大阪では西成区、西区、南区、北区、天王寺区、湊区、浪花区、大正区が

13日　　夜　　　　　九〇　　大阪

から五月三十一日までの空襲で、皇居、赤坂離宮、大宮御所も災厄を受けたが、大宮御所の場合は夜間爆撃とはいえ、月明の

、皇居、赤坂離宮、大宮御所も災厄を受けたが、大宮御所の場合は夜間爆撃とはいえ、月明の中で広大な御苑の樹林、芝生

、六十機名古屋地区へ主力を、また三重県の宇治山田、浜松、静岡へも分力を以て来襲す。

同君の一家も痩せてくるので、浜松へ疎開するそうだ。

戦災者約六十八万人と推定され、この期間中に静岡、浜松にも相当被害あり、九州、四国、山陽方面にも戦略爆撃による被害が

、九十数機で堂々とやって来るのだ。台湾や琉球へも敵の機動部隊が近づき空襲をかける。こっちの機なきをすっかり知って

、機雷投入を二日つづけてやった。きょうは尾道と四国との連絡船が停まったと出ていた。ＰＢ２Ｙらしい飛行艇も、

４日　　朝　　　三十数機　　四国、近畿

同　　　　一一二　　四国、中国

８日　　朝　　二十九目標　　四国、九州

作戦を有利に導くため戦略爆撃を主とし、九州、四国方面の航空基地、あるいは航空機工場を目標としていたが、五月十四

、この期間中に静岡、浜松にも相当被害あり、九州、四国、山陽方面にも戦略爆撃による被害があった。

神戸東部、芦屋　Ｂ29、三百機

◯御影の益兄さん一家も、芦屋、御影、神戸東部の濃密爆撃のため、全焼した。しかし一同無事。

清水の羽部さんも過日戦災したことが判明した。鎌倉のおばあちゃんからの知らせがあったからである。だいぶあわてたらしく、澄子

◯きょうは鎌倉の郁ちゃんの婚礼の日。招待を受けたが、この病体にて鎌倉まで行き

ちゃんの婚礼の日。招待を受けたが、この病体にて鎌倉まで行きかねるし、英も出したくない。いずれ永日こっちの健康の自信の

お祝品を持って伺うことにしていたが、鎌倉のオバアチャンから電報が来て警告があったので、おばあさんを心配さ

きょうのうちに祝状と金を祝品代として鎌倉へ送ることとした。同時に咲ちゃんの祝も同様にして送る。

に至るも、まだその姿を見せず。昨日の空襲で豊橋―掛川間が不通となった事故のための延着かと思っていたが

軽井沢の生活費一人三千円乃至一万円

◯朝、上町まで行く。この日春の如く暖かなり。銀杏樹真黄色になりて美しく落葉

焼けたという。御徒町から両国が見えるともいうし、厩橋まで何にもないともいう。仲見世の東側、松屋のところまでがなくなったと

を渋谷で下りて、都電に乗ろうとして、渋谷から天現寺、四の橋行きはありますかと聞いたところ、今はやっていない

◯ラジオ報道によると、豊島、板橋、王子、四谷が、もっとも多く燃えた由。しかし死傷者は少ないとの事である

は下谷、本郷、日本橋、神田、荒川、豊島、板橋、王子、四谷、大森、荏原、品川」である。

に敵Ｂ29、五十機京浜地区を夜襲し、川崎、鶴見を爆撃した。爆弾と焼夷弾とを投下したが、折柄豪雨で、その

その他相当焼けた区は下谷、本郷、日本橋、神田、荒川、豊島、板橋、王子、四谷、大森、荏原、品川」である。

の攻撃を強化する。右にのべた八月六日の広島市に初投下せる新型熱線有傘爆弾もこの一つの現われと見るべきで

◯今朝の新聞に、去る八月六日広島市に投弾された新型爆弾に関する米大統領トルーマンの演説が出ている。それに

Ｂ29、八十機が阪神初空襲を行なう。その前に関東と名古屋方面へ少数機で牽制して、それから入る。いくら牽制しても

敵一機来襲。西からきて帝都を東にぬけ、関東を旋廻して東方へ去る。朝方の味方機の消息を調べに来たの

◯艦載機延べ一千機で関東、東海地区へ来襲。

そのほか川崎で石油のドラム缶が百二十個ぐらい燃えた由。

なく、近いところでも新宿のあたりらしい。今度は横浜、川崎もやられたらしい。渋谷―池袋間も不通。ヨコスカ線は大塚から出て

の工場がほとんど全滅したとのことだ。なおこのとき川崎もかなりの被害があった。

、久方ぶりに敵Ｂ29、五十機京浜地区を夜襲し、川崎、鶴見を爆撃した。爆弾と焼夷弾とを投下したが、折柄豪雨で

が午後十時頃より京浜地区に侵入、主として川崎を爆撃した。折柄満月であったが、煙がだんだん高く天空にのぼり、

川崎にまだ焼けるところが残っていたかと不思議な気持。

がきょうと同じコースで二度も入って来ている。熊谷の陸軍特攻隊も手ぐすねひいていた筈。むざむざやられるようなことはあるまい

10日　　朝　　　　　三〇　　松山、御前崎

このほか熱田神宮本殿、日枝神社、松蔭神社、東郷神社なども災厄を受け、寺院では増上寺、泉岳寺等も爆撃された。

。この敵機、わが制空機部隊によって撃墜され、銚子の向こうの海へ落ちたと発表あり、みんなうれしがる。一機来て、

◯硫黄島も激闘、マニラも激闘。徹ちゃんどうしたか、未だに便りなし。気に懸っては

ヵ所。既設は谷中、青山のみ。あとは錦糸、猿江、隅田、上野等の大小公園や、寺院境内、空地などに二、三千ずつ合葬

日、九十機ヲ以テ神戸ニ、十五機ヲ以テ三重県ニ行ナイシト。埠頭ヲ狙イ、南西部市街等ニ火災起リシ由ナリ。

◯敵Ｂ29、六十機名古屋地区へ主力を、また三重県の宇治山田、浜松、静岡へも分力を以て来襲す。

という。主婦の友社の安居さんの話では、駿河台の美津濃から神田橋の方へ向け、焼けて筒抜けとなったという。

◯房総、ヨコスカ、茨城の飛行場や軍事施設に対しては相当長時間攻撃した。

、東南洋上より敵機三目標近づくとあり。この敵、房総に入らんとして入らず、旋廻などをして一時間半ぐらいぐずぐずし

は関東海面に警報を出したが、果して敵一機は房総に入り、つづいて敵大挙し、三月十日以来の帝都市街夜間爆撃と

のあった建物も焼けていた。湊川新開地も焼け、福原も焼けていた。市電の南側が少し残って、神戸駅迄に及んでいる

方は見られなかった。しかし山側を見ていると、須磨迄は大丈夫であったが、林田区に入ると俄然大きく焼けていた。三菱電機の

、湊東区の大部分を焼失した。また葺合、神戸、須磨、林田、灘の一部分焼失」

原子爆弾死者九万人）負傷四十万人。罹災者九百万人。これは樺太、台湾を除く人口の六分の一に当たる。都市戦災八十市、うち大半焼

◯満州、樺太、朝鮮北部はたいへんな混乱、暴行なりと伝えられる。

夜　　　　　　七　　関西

にのぼった」こと「大部分焼失した区域は、浅草、本所、深川、城東、向島、蒲田」であり、「その他相当焼けた区は

◯一昨夜、敵三回目の空襲には油断があったらしく、両国、柳橋辺がちょっと燃えた模様。

ったが、千葉で降ろされるという話が、千葉まで来ると両国まで行くことになったのだという。これもよかった、早く事情が分って安心

◯道又さんの話によれば、神田は須田町から両国まで焼けたという。主婦の友社の安居さんの話では、駿河台の美津濃から神

して、丸万や翠松園やみんな焼けたという。御徒町から両国が見えるともいうし、厩橋まで何にもないともいう。仲見世の東側、松屋の

◯それにしても、両国から平井に至る間、左右見渡すかぎりの焼野原で、数千本の煙突から煙の出

◯空襲ハ昨四日、九十機ヲ以テ神戸ニ、十五機ヲ以テ三重県ニ行ナイシト。埠頭ヲ狙イ、南西部市街

◯往路、車中より神戸の南部の工場地帯が今もなお炎々と燃えつづけているのを見て

。惜しいことだ、あのコレクションは。さらに東へ行って元神戸一中に至るあたりが焼け、グラウンドで延焼を喰いとめている様子。

というが、とにかく山の手は静かに残っていて、なつかしい神戸の面影を見せていた。

湊区、湊東区の大部分を焼失した。また葺合、神戸、須磨、林田、灘の一部分焼失」

神戸では「兵庫区、湊区、湊東区の大部分を焼失した。また葺合

◯四月十五日、十六日の夜間空襲のときはちょうど神戸の益三兄さんが泊っていて、これを見物した。その前の

17日　　未明　　　　六〇　　神戸

神戸東部、芦屋　Ｂ29、三百機

◯御影の益兄さん一家も、芦屋、御影、神戸東部の濃密爆撃のため、全焼した。しかし一同無事。

時頃来て、二時半頃戻って行く。多分国分か鹿児島らしいという。

朝子がいるのですこしはいいが、二十日に朝子も鹿児島へ行くので、そのあとは忙しくなろう。

◯朝子を鹿児島へ送っていった。往復六日間、列車に乗りづめ。

◯鹿児島は最近敵機動部隊の来襲を受けたばかりのところで、各家とも城山

◯鹿児島でレモンを売っているのをみつけて十五個買った。一個十四銭

親しみ深い勇士だった。内地へ連絡に来て、これから鹿児島に入り、飛行機で飛んで行くのだという。まだ四、五日は

◯鹿児島行の列車で、沖縄本島へ帰る少尉さんに馴染みとなる。「いずれ来る

ごま化す話など、たいへん面白かった。この勇士は、門司から鹿児島行の列車で私たち両人をたいへん世話してくれた。（敵は沖縄本島

◯九州連日爆撃に、鹿児島の家のことと、永田夫妻の安否を心配している。前には

去る日、鹿児島の家の向隣に爆弾がおちたそうで、永田家も損じたらしい

九連爆で、飛行場附近を盛んにやっているらしい。鹿児島からも串良からも手紙が来ず、わからない。

18日　　朝　　　　　八〇　　鹿児島、宮崎、熊本

22日　　朝　　　　一〇〇　　宮崎、鹿児島

27日　　朝　　　　一五〇　　鹿児島、宮崎

朝　　　　　六〇　　大分、宮崎、鹿児島

昼　　　　　三八　　鹿児島

７日　　朝　　　　　六〇　　大分、鹿児島

昼　　　十六目標　　鹿児島、宮崎、四国西南部

た二通の手紙だ。それによると徹ちゃんは既に鹿児島に帰郷していて、防空壕こわしや薪割りに時間を潰しているとの

ていた徹郎君のことが、本日突然好転した。鹿児島から二通の手紙が来たのである。十月二日と同七

男子ヲ分娩、共ニ元気ノ旨、只今（十六時）鹿児島ノ徹チャンヨリ入電。コッチノ一同躍リアガッテ喜ブ。

機名古屋地区へ主力を、また三重県の宇治山田、浜松、静岡へも分力を以て来襲す。

同　　　　　一〇　　静岡

朝　　　　一二〇　　主力立川、一部清水、静岡

戸、戦災者約六十八万人と推定され、この期間中に静岡、浜松にも相当被害あり、九州、四国、山陽方面にも戦略爆撃に

た。東京見物を土産にするつもりか、それとも茨城千葉等の飛行場や軍事施設を攻撃完了というのか。

列車にのったが、千葉で降ろされるという話が、千葉まで来ると両国まで行くことになったのだという。これもよかった

◯朝子はけさ五時頃出て列車にのったが、千葉で降ろされるという話が、千葉まで来ると両国まで行くことになった

また新雪積もる。その間に警報飛ぶ。敵艦載機はたいがい茨城千葉の方にいて、京浜地区まで来るのは少ないが、午後一時半Ｂ

千葉、茨城方面を行動し、一部は帝都へ入ったというが、雲低く

６／10　日立、千葉、立川　Ｂ29、三百機　Ｐ51、七十機　朝

て行った。昨日はＢ29、三百機で、日立や千葉へも行った。そして硫黄島発のＰ51を七十機伴なっていた

とにかく千葉にはもはや八十万ぐらいの精兵が集っているらしく、いつでも敵を迎えうつ

向島、蒲田」であり、「その他相当焼けた区は下谷、本郷、日本橋、神田、荒川、豊島、板橋、王子、四谷、大森、

Ｂ29が約二百機近く来襲し、内地各地へ投弾。広島も初めて大空襲を受く。

同　　　　三五〇　　大分、山口、広島

中川君、昨日広島より帰京している筈のところ、今日夕刻に至るも、まだその姿を

姉さんと圭介君は、益兄さんの勤務している広島の近くへ行くし、咲ちゃんと修ちゃんは御影へ残ることとなり、

◯去る八月六日午前八時過ぎ、広島へ侵入したＢ29少数機は、新型爆弾を投下し、相当の

広島の死傷者は十二万人という。これは逓信省へ入った情報である

三万から九万にふえた。負傷は十六万だった。二十五万の広島でこれだけの死傷が一時に発生したのであるから、そのときの

知己、親戚など広島に多く、この方が気がかりと見える。広島の死者は三万から九万にふえた。負傷は十六万だった。二十五万の広島

、たぶん心配はないと思うが、友人、知己、親戚など広島に多く、この方が気がかりと見える。広島の死者は三万から九万にふえ

◯中川八十勝君、昨夜郷里広島へ出発。家族は大竹ゆえ、たぶん心配はないと思うが、友人、知己

◯広島の原子爆弾の惨害は、日と共に拡大、深刻となる模様である。

原子爆弾で広島に起こった地獄図絵を画いて、アメリカはじめ各国へ配ってはどうかと

ひっくりかえりて腹匐う事を覚えたり。父親の徹郎君は過日広島へ赴き、新就職。

◯広島へ原子爆弾投下の一周年なり。昨年を思い、この一年間を偲び感慨尽き

◯徹郎、朝子、育郎の三名、広島へ出立す。同宿の中川夫人と芳子ちゃんもいっしょなり。

じいさん在り、さぞよろこばるる事ならむ。この上は、広島にて新しき職業がうまく道にのらんことを祈るのみ。

広島には、カゴシマより上り居らるるカゴシマのおじいさん在り、さぞよろこばるる事

◯中川夫人と芳子ちゃん、広島より帰宅。

◯朝子育郎両人昨十月下旬、徹郎君所在の広島へ移る。（カゴシマより）

朝　　　　　八〇　　鹿児島、宮崎、熊本

同　　　　　三〇　　山口、福岡

５日　　朝　　　　　三〇　　大分、福岡

同　　　　　五〇　　大分、長崎

では天然色映画「最後の爆弾」が完成せし由。長崎への原子爆弾投下もうつされていると。

10日　　朝　　　　　三〇　　松山、御前崎

もちろん家も空部屋もなく、旅館で部屋のとれないことは甲府の名物だとあった。

甲府はこの上もない安全地帯だと思っていたが、来てみると、

私が甲府を離れた七月四日に、ようやく建物疎開をすることが決まったばかり

◯近く、時事通信社甲府支局版に、連載科学小説「超人来る」を書くことに決りそうである。

◯いよいよ時事通信甲府版の「超人来る」執筆を始む。第一回を漸く書きたるのみ。

たが、これが十二時間ぶりに動き出した初列車。水戸から上野へ走る列車はがらがら空いていて、乗客一人当たり六席か七

角に消防署があるところで左へ曲って仙台坂へ出るつもりであるが、行けども行けどもその消防署が見えぬ

客三人と岡東父子との五名で、仙台坂を二の橋の方ヘ下りて行く。

仙台坂を少し下って行くと、右側に米内海軍大臣の仮寓があった。

◯昨夜の夢、椎茸飯、長野先生の授業にサボして口実に困り居る所を。

◯長野新聞の上田氏の雑誌に科学小説「青い心霊」を書くことになり、かき

◯今暁四時、熊野沖に大地震あり、和歌山、高知、徳島、被害甚だし。東京ではゆるやかな水平動永くつづきたり。

◯今暁四時、熊野沖に大地震あり、和歌山、高知、徳島、被害甚だし。東京ではゆるやかな水平動永くつづきたり。

◯今暁四時、熊野沖に大地震あり、和歌山、高知、徳島、被害甚だし。東京ではゆるやかな水平動永くつづきたり

◯双葉山、呉清源のついている璽光様、金沢にてあげられる。

、神田→市ケ谷見附間、池袋→赤羽間、もう一つ足立区方面（わすれた）。

た」こと「大部分焼失した区域は、浅草、本所、深川、城東、向島、蒲田」であり、「その他相当焼けた区は下谷

」「娘十四、五歳、新しき浴衣を着す」「深川区毛利町方面殉死者」などと記されている。

深川猿江公園　一万二千七百九十柱

「大阪では西成区、西区、南区、北区、天王寺区、湊区、浪花区、大正区が被害が大きい」

が泊っていて、これを見物した。その前の豊島区などの焼けたときほど大きくは見えなかったが、初め品川上空に照明弾を

豊島区雑司ケ谷五ノ七一二

こんなことになったのも、サイパン島をはじめテニアン島、大宮島（グアム島）が敵の手に渡ったためである。

宮城大宮御所の建物にも損傷あり、まもなく消し止めた。両陛下と皇太后陛下

東京→大月　◯東北線＝東京→小山　◯高崎線＝大宮→熊谷　◯常磐線＝日暮里→土浦

、皇居、赤坂離宮、大宮御所も災厄を受けたが、大宮御所の場合は夜間爆撃とはいえ、月明の中で広大な御苑の樹林

から五月三十一日までの空襲で、皇居、赤坂離宮、大宮御所も災厄を受けたが、大宮御所の場合は夜間爆撃とはいえ、

、あとは焼夷弾だった。ねらったところの第一は、三鷹の中島飛行機工場らしく、二十発の爆弾と焼夷弾一発が命中した。

て、田中さんの右はずれの森の彼方に落ちた（三鷹方面）。その他煙を出した戦闘機四機ばかりあり。憎々しき敵の

また、荻窪、鷺宮附近にバラバラ落下弾があり、千葉県へも落ちた由。

開始し、京浜地区に侵入した。まず例によって荻窪の飛行機工場のあたりへ投弾した。いったん西進し、反転東へ向かって

◯爆煙か火災の煙か知れないが、荻窪と中野の方にあがっていたが、まもなく薄れた。

附近に四発落ちた。荻窪の中島工場（まだほとんど無傷）を狙ったそれ弾か、荻窪駅を狙ったの

◯荻窪や京浜街道附近の友人たちが移転を希望し、世田谷に望みを持って

の省線不通箇所は、上野→池袋→新宿間、新宿→荻窪間、神田→市ケ谷見附間、池袋→赤羽間、もう一つ足立区方面（わすれた）。

◯あのときは一トン爆弾を、荻窪の中島本社へ落とした由である。

橋　△四谷三丁目→泉岳寺　△四谷三丁目→浜松町　△新宿→荻窪

◯護国寺裏の町に爆弾が落ちて、壕内に入れておいた二歳と

◯空襲は名古屋、阪神方面に移行し、このところ東京は昼も夜も警報から遠のいている。おかげで夜も温く寝られるわけ

◯敵機、この頃東京襲撃がとかくとぎれ勝ちなり。昼間の大空襲も停頓しているらしい。何か

東京へは七十三機ばかり来た。横浜方面と思われる方向で、えらい音が

◯運通省通告。しばらく東京及ヨコハマ着の切符発売停止（軍の者をのぞく）また京浜通過者の

と期待外れがするもの、そして慣れて行くものである。東京は広い。なかなか命中とか、焼尽しとはならない。命中して一家

烈化す。今日は京浜地区に侵入する編隊がふえた。東京見物を土産にするつもりか、それとも茨城千葉等の飛行場や軍事施設

◯昨暁名古屋が大挙Ｂ29の夜間爆撃を受けた。東京夜襲より二日後で、ピッチをあげている。今度は風が強く、

◯十日未明の大空襲で、東京は焼死、水死等がたいへん多く、震災のときと同じことをくりかえしたらしい

しかし町はどこも焼けたところを見なかった。人心も東京にくらべればすこぶるのんびりして見えた。

東京→小田原　◯中央線＝東京→大月　◯東北線＝東京→小山　◯高崎線＝大宮→熊谷　◯常磐線＝日暮里→土浦

◯東海道線＝東京→小田原　◯中央線＝東京→大月　◯東北線＝東京→小山　◯高崎線＝大宮→熊谷　◯

◯東海道線＝東京→小田原　◯中央線＝東京→大月　◯東北線＝東京→小山　◯

◯東京は、心ならずも穏やかなり。心ならずというのは、九州等

◯あまり日記を書かなかったのは、東京方面がずっと穏やかであったためだ。

３月４日　　朝　　　　一五〇　　東京

５日　　未明　　　　一〇　　東京

10日　　未明　　　一三〇　　東京

４月２日　　未明　　　　五〇　　東京西北

13日　　夜　　　　一七〇　　東京市街

今度は東京市街爆撃に四百機が廻ってくるだろうと、皆覚悟しているが、

然り、わが二十三名生存の挺身隊も、東京在住者は十二名。十一名は地方に在り。挺身隊がこれである。况

、大橋―渋谷間が不通で、省線は新宿―品川―東京間が不通であったが、今日は渋谷まで行くし、省線も五反田まで

至り、五月十四、十七日名古屋に、二十三、二十五日東京、二十九日横浜に来襲した。

学校では慶応大学、早稲田大学、文理科大学、東京農大、一高、成城学園、日大予科、女子学習院を初め中学、国民学校多数

とくに二十三、二十五日の東京空襲では秩父宮、三笠宮、閑院宮、東伏見宮、伏見宮、山階宮、梨本宮、北白川宮の

なお同期間内の大都市空爆被害は、東京全焼二十五万七千戸、戦災者約百万人、名古屋全焼三万六千戸、戦災者約十一万

電車は走り出したが、魚籃のところで東京地区の警報発令、車内は全部消灯する。それから全然無灯で闇の中

これも運命であろう。二千六百年つづいた大日本帝国の首都東京が、敵を四囲より迎えて、いかに勇戦して果てるか、それを少なく

に何でもなかった人が、何でもないままに東京に戻って来た。するとだんだん具合がわるくなり、食事がのどにとおら

◯アメリカ合衆国日本州の感深し。誠に東京は、その感いちじるしきものあり。

て送らなくて損をしたね。こんどは皆揃って東京へ来てくれるのが楽しみだ」

◯昨日は選挙。東京二区は三名連記である。友人作家の石川達三君と、社会党

「東京怪賊伝」の原稿を渡す。

書いてほしいとの事。この新聞は雑誌的新聞にて、東京の夕刊新聞全部を食ってしまおうという計画のよし。

から終戦となり、幸いに一命は全うしたので、東京帝大の経済学部へ入学して目下勉強のところ。同君の父君は元海軍

◯東京裁判、リチャードソン大将を証人に、真珠湾事件等につき明かにす。

沖に大地震あり、和歌山、高知、徳島、被害甚だし。東京ではゆるやかな水平動永くつづきたり。

昔、話に聞いた上海、北京やイタリヤの町風景と東京も同じになったわけである。しかし、これから先の正月は、更に

◯道又さんの話によれば、神田は須田町から両国まで焼けたという。主婦の友社の安居さんの話

が焼けたそうな。やっぱり二月二十五日。お家はやっぱり神田にあったという。

箇所は、上野→池袋→新宿間、新宿→荻窪間、神田→市ケ谷見附間、池袋→赤羽間、もう一つ足立区方面（わすれた）。

、「その他相当焼けた区は下谷、本郷、日本橋、神田、荒川、豊島、板橋、王子、四谷、大森、荏原、品川」である

館を残して、丸万や翠松園やみんな焼けたという。御徒町から両国が見えるともいうし、厩橋まで何にもないともいう。仲見世

上富士前から神明町ヘ。浅草橋駅、上野は駅から御徒町駅へかけて左側が全部なくなり、右方は日活館を残して

◯本日の省線不通箇所は、上野→池袋→新宿間、新宿→荻窪間、神田→市ケ谷見附間、池袋→

界隈は焼野原であった。五反田の焼跡風景も、浅草上野の焼跡風景も、同じであることに気がついた。

、これが十二時間ぶりに動き出した初列車。水戸から上野へ走る列車はがらがら空いていて、乗客一人当たり六席か七席も

既設は谷中、青山のみ。あとは錦糸、猿江、隅田、上野等の大小公園や、寺院境内、空地などに二、三千ずつ合葬

◯早耳の報道によれば、今日は尾久や日暮里附近がかなりやられたという話。

＝東京→小山　◯高崎線＝大宮→熊谷　◯常磐線＝日暮里→土浦

焼けた（二月二十五日）と手紙でいってくる。末広町に店を構えたばかりだったのに、気の毒な。またもや憤激のタネが

朝子の友達の鈴木さんのそのまたお友達が、この前有楽町の爆撃のときあそこを歩いていたが、爆弾の落ちる音を耳に

◯この有楽町では、鉄カブトをかぶった首がころころ転っていたという。防空壕から

へかけて、秋葉原界隈、田園調布界隈、司法省、茅場町、日本橋白木屋、高島屋の地下町の方面は次々と焼けたらしい。

日本橋　　　赤　坂

△品川→日本橋　△三田→日比谷　△目黒→日比谷　△五反田→金杉橋　△渋谷

であり、「その他相当焼けた区は下谷、本郷、日本橋、神田、荒川、豊島、板橋、王子、四谷、大森、荏原、品川」

〃　すずき百匁（日本橋三越前）　　十五円

霞町、浅草観音さま本堂、本郷三丁目より切通坂へかけて、秋葉原界隈、田園調布界隈、司法省、茅場町、日本橋白木屋、高島屋の地下町の

演舞場の方へかけて、白金台町附近、高樹町、霞町、浅草観音さま本堂、本郷三丁目より切通坂へかけて、秋葉原界隈、田園調布界隈、司法

ことがうなずける。こんなに焼けているとは思わなかった。浅草寺の観音堂もない、仁王門もない、粂の平内殿は首なし、胸

◯浅草へ行って三月十日の空襲のあとを見る。震災に比べて、

◯浅草の田中さん、早期に言問橋を渡って左折し（牛の御前と反対

◯浅草は稲荷町から上野駅前へかけて焼け残っている。他に人家を見ず。

は相当にのぼった」こと「大部分焼失した区域は、浅草、本所、深川、城東、向島、蒲田」であり、「その他相当焼け

はじめ界隈は焼野原であった。五反田の焼跡風景も、浅草上野の焼跡風景も、同じであることに気がついた。

◯浅草へ初めに行く。三月十日の空襲から二日後に行って以来

しかし浅草の景気がいいのは、この敗戦の秋に頼母しい事である。

魚　ほうぼう　十尾（浅草）　　　　十円

浅草

ず。今の値頃では、とても俸給生活者には駄目。浅草で札がとんでいるのは、おでん店だけのようである。

銀座一丁目より築地ヘ。新橋駅より新橋演舞場の方へかけて、白金台町附近、高樹町、霞町、浅草観音さま本堂、本郷三丁目より切通坂へかけて

、九段上、番町界隈、銀座一丁目より築地ヘ。新橋駅より新橋演舞場の方へかけて、白金台町附近、高樹町、霞町、浅草観音さま本堂

帝国ホテル、元情報局、海上ビル、郵船ビル、歌舞伎座、新橋演舞場なども一部ないし大部を焼失した。

ていないとの事、なるほどそうであったかと、新橋行で行くことにする。くる電車もくる電車も素通りで、八、九

により罹災区が十区ある。しかし、この中には麹町区は焼けながら入って居らぬことからみて、もっと多数の区がやら

◯浅草は稲荷町から上野駅前へかけて焼け残っている。他に人家を見ず。

やられたらしい。渋谷―池袋間も不通。ヨコスカ線は大塚から出ているらしい。桜木町附近相当被害ありし模様。

らしい。今度は横浜、川崎もやられたらしい。渋谷―池袋間も不通。ヨコスカ線は大塚から出ているらしい。桜木町附近相当被害あり

→新宿間、新宿→荻窪間、神田→市ケ谷見附間、池袋→赤羽間、もう一つ足立区方面（わすれた）。

◯本日の省線不通箇所は、上野→池袋→新宿間、新宿→荻窪間、神田→市ケ谷見附間、池袋→赤羽間

また池袋の武蔵野線のホームのトタン屋根が、変な具合にめくれていて、車中

のあたりらしい。今度は横浜、川崎もやられたらしい。渋谷―池袋間も不通。ヨコスカ線は大塚から出ているらしい。桜木町附近相当

◯建物疎開で、町の変貌甚し。三軒茶屋より渋谷に至る両側に五十メートル幅で道を拡げるというが、それを今盛ん

金杉橋　△渋谷→金杉橋　△渋谷→青山一丁目　△渋谷→六本木　△中目黒→金杉橋　△四谷三丁目→泉岳寺　△四谷三丁目→浜松町

日比谷　△五反田→金杉橋　△渋谷→金杉橋　△渋谷→青山一丁目　△渋谷→六本木　△中目黒→金杉橋　△四谷三丁目→泉岳寺

→日比谷　△目黒→日比谷　△五反田→金杉橋　△渋谷→金杉橋　△渋谷→青山一丁目　△渋谷→六本木　△中目黒→金杉橋

から行くと左側の堤防に不発弾がおち、電車は大橋→渋谷間が五、六日止まり、その間歩かせられた。

でやってくると察していた。品川が初まりで、渋谷の方へ伸びて来るかと思った。二番機、三番機と

新宿―品川―東京間が不通であったが、今日は渋谷まで行くし、省線も五反田まで行く。が、省線電車は五反田の手前で

◯電車は、昨日までは、大橋―渋谷間が不通で、省線は新宿―品川―東京間が不通であったが

大群。それが今夜は、まさにわが家上空を飛んで東方・渋谷方面へ殺到し、やるなと思う間もなく同方面に焼夷弾の集中投下

渋谷からは歩いて帰る。渋谷着は午後十一時十分であったが、玉川線は十時半が終車ゆえ

渋谷からは歩いて帰る。渋谷着は午後十一時十分であったが、玉川

玉川電車を渋谷で下りて、都電に乗ろうとして、渋谷から天現寺、四の橋行きはありますかと聞いたところ、今

ずジャガイモの包をもって家を出かけた。玉川電車を渋谷で下りて、都電に乗ろうとして、渋谷から天現寺、四の

渋谷郵便局もすっかり焼けたままになっている。一階の事務をとってい

えらく叱りつける本屋があったが、この本屋も跡片なし。渋谷から青山の通りを経て赤坂見附まで全くよく焼けたもの。古くからの

渋谷で降りる。朝倉、加藤両氏は帝都線であるから、そこで別れる。

渋谷への引返し電車ありければ、うっかり乗ってしまう。当然渋谷へ出たり。上通りより道玄坂の右側を通りて下りる。戦災の焼あと

、風少しありしが、三軒茶屋まで散歩にゆきしところ渋谷への引返し電車ありければ、うっかり乗ってしまう。当然渋谷へ出たり。

てくれしわけ。行けぬわけを申す。海苔五帖（渋谷百貨街）いただく。少しやつれ見ゆ。お子達、肺炎のあと蛔虫にて

て聞いてみると世田谷に投弾はなく、近いところでも新宿のあたりらしい。今度は横浜、川崎もやられたらしい。渋谷―池袋間

◯本日の省線不通箇所は、上野→池袋→新宿間、新宿→荻窪間、神田→市ケ谷見附間、池袋→赤羽間、もう一つ足立区

◯本日の省線不通箇所は、上野→池袋→新宿間、新宿→荻窪間、神田→市ケ谷見附間、池袋→赤羽間、もう

→金杉橋　△四谷三丁目→泉岳寺　△四谷三丁目→浜松町　△新宿→荻窪

、昨日までは、大橋―渋谷間が不通で、省線は新宿―品川―東京間が不通であったが、今日は渋谷まで行くし、

いつも牛乳を貰いに行く国分寺の牧場も、前のやつに一方をやられ、今度のに反対側を

間、新宿→荻窪間、神田→市ケ谷見附間、池袋→赤羽間、もう一つ足立区方面（わすれた）。

△中目黒→金杉橋　△四谷三丁目→泉岳寺　△四谷三丁目→浜松町　△新宿→荻窪

△渋谷→六本木　△中目黒→金杉橋　△四谷三丁目→泉岳寺　△四谷三丁目→浜松町　△新宿→荻窪

、東郷神社なども災厄を受け、寺院では増上寺、泉岳寺等も爆撃された。

△五反田→金杉橋　△渋谷→金杉橋　△渋谷→青山一丁目　△渋谷→六本木　△中目黒→金杉橋　△四谷三丁目→泉岳寺　△四谷三丁目

品川→日本橋　△三田→日比谷　△目黒→日比谷　△五反田→金杉橋　△渋谷→金杉橋　△渋谷→青山一丁目　△渋谷→六本木

◯五反田の電気試験所のまわりがひどく焼け、電気試験所は一部が焼けたと

あるく。もちろん日野校をはじめ界隈は焼野原であった。五反田の焼跡風景も、浅草上野の焼跡風景も、同じであることに気が

まで行くし、省線も五反田まで行く。が、省線電車は五反田の手前でエンコをしてしまい動こうともしない。そこで飛降りて堤下

不通であったが、今日は渋谷まで行くし、省線も五反田まで行く。が、省線電車は五反田の手前でエンコをしてしまい動こうと

こっちへ向かって来る。古川橋まで駈けて、それに乗る。五反田行だ。

清正公前から明治学院の前を通り、五反田へ向かって電車は闇をついて走る。あぶなかしくもあり、何となく勇しく

△品川→日本橋　△三田→日比谷　△目黒→日比谷　△五反田→金杉橋　△渋谷→金杉橋　△渋谷→青山一丁目　△

△品川→日本橋　△三田→日比谷　△目黒→日比谷　△五反田→金杉橋　△渋谷→金杉橋　△

文化的遺産では名古屋城天守閣、黒門、日比谷図書館、松村図書館など多数。

△品川→日本橋　△三田→日比谷　△目黒→日比谷　△五反田→金杉橋　△渋谷→金杉橋　△渋谷→青山一丁目

だからとの油断らしい。大橋に至り、焼けていない目黒方面を見ると、灯火管制は完全であった。焼跡住民の士気弛緩は

△品川→日本橋　△三田→日比谷　△目黒→日比谷　△五反田→金杉橋

十六日暁へかけての夜間爆撃で、蒲田、荏原、品川、大森をやられ、大小の工場がほとんど全滅したとのことだ。

、荒川、豊島、板橋、王子、四谷、大森、荏原、品川」である。

豊島区などの焼けたときほど大きくは見えなかったが、初め品川上空に照明弾を落としてそれからずんずん東へ南へひろがり、駒沢のが一番

はきっと違った狙いでやってくると察していた。品川が初まりで、渋谷の方へ伸びて来るかと思った。二番機

あたりが燃えていた。一番機の投弾だ。「また品川か」と思ったが、今夜はきっと違った狙いでやってくると察し

◯もうこのときは品川あたりが燃えていた。一番機の投弾だ。「また品川か」と

までは、大橋―渋谷間が不通で、省線は新宿―品川―東京間が不通であったが、今日は渋谷まで行くし、省線も

て、品川あたりへ投弾したので、「ハハア、また品川が狙われたか」と思っていると、その数十機が過ぎたとたん

◯初めは房総東方からきて、品川あたりへ投弾したので、「ハハア、また品川が狙われたか」

で脱線して混み、そしてオーバーの釦をとられたため品川で乗換るのを見合わせて東京駅まで乗り、そこで乗客がすいたので

大部分焼失した区域は、浅草、本所、深川、城東、向島、蒲田」であり、「その他相当焼けた区は下谷、本郷、日本橋

◯目白警察へ畳のことで用あって行く氏と、目白駅の手前で別れた

この本屋も跡片なし。渋谷から青山の通りを経て赤坂見附まで全くよく焼けたもの。古くからの、そして充実した町であった

に米内海軍大臣の仮寓があった。米内さんの家は原宿だったが焼け、それ以来ここに来て居られる由。

日、米軍初めて帝都内に進駐す。米大使館をはじめ、代々木練兵場、麻布三連隊なり。

左記諸氏、戦争犯罪人として収容せられし由（十七日巣鴨刑務所）

◯小伝馬町から人形町、蛎殻町へかけて焼け残ったのは、奇蹟のように見えた。

人形町

〃　すずき百匁（日本橋三越前）　　十五円

◯厩橋の常田久子も、赤ちゃんを背にしてにげ、新大橋の下に何時間もがんばって、ようやく二つの命を拾った由。

落として行く。昨日は日本堤の消防署に命中、今日は東京湾の海中に命中。

◯本日午前九時十五分、東京湾上の米戦艦ミズーリ甲板上にて、わが全権重光外相、梅津参謀総長は、