怪塔王 / 海野十三
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その方角というのは千葉県の香取神宮のそばをとおり、茨城県にはいって霞浦と北浦との中間をぬけ、水戸の
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「はい、ちょうど駆逐艦太刀風が、鹿島灘の東方約二百キロメートルのところを航海中でありましたので、それに例
鹿島灘から北東へ線をひいて、それをずんずんのばしていきますと、やがて白骨島
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そこは、犬吠埼からほとんど真東に、三百キロメートルばかりいった海中です。
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とおり、茨城県にはいって霞浦と北浦との中間をぬけ、水戸の東にあたる大洗海岸をつきぬけて、さらに日立鉱山から勿来関の方へ
のあるところを早くみつけねばなりません。塩田大尉は水戸の上空にかかったとき、全隊にそれぞれ偵察コースを知らせ、これからばらばら
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村荘六という年のわかいおじさんにひきとられ、そこから東京の学校にも通わせてもらっていました。
大佐から命ぜられたものでありました。もちろんこのほかに東京から派遣された捜索隊や県の警察署もそれぞれに活動していまし
「東京から派遣された調査隊の中に、帆村荘六という探偵がい
行先は、東京近郊の大利根博士の研究所でありました。
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年生でした。二人は夏休がはじまると、まもなくこの九十九里浜へまいりました。
そこは千葉県の九十九里浜というたいへん長い海べりでありました。一彦は中学の一年生であり、
荘六おじさんは、夏休をむかえた兄妹を、この九十九里浜にある別荘へ遊びにやってくれました。
九十九里浜は、なかなか景色のいいところです。そして実にひろびろとしたところで、
九十九里浜の沖に、一大事件があったのを一彦とミチ子とが知ったの
その軍艦淡路が、昨夜九十九里浜の沖で、どうしたわけか進路をあやまって、浅瀬にのりあげてしまっ
ただ不思議なことに、九十九里浜沖を走っていた軍艦淡路は、いつの間にか陸の方へ
あとには四機の偵察機が、はなればなれになって、九十九里浜の上空を、いつまでもぶんぶんと飛びまわるのでありました。
二人の目には、九十九里浜が夜目にもしろくうつったことと思うでしょうが、そうではありません
軍艦淡路の甲板の上からは、いつに変らぬ九十九里浜の長い汀がうつくしく見えていました。
九十九里浜に立っていた怪塔が、わずか一夜のうちに、かげも形も
「はあ、ここが九十九里浜で、この上を、真北から五度ばかり東にかたむいた方向に直線を
。怪塔のかくれている地点から発射するよわい電波を、九十九里浜にいる軍艦淡路と、太平洋を航行中の駆逐艦太刀風との両方から方向
や小浜兵曹長も、その人数のなかに加ることになり、九十九里浜にさよならをすることになりましたので、ミチ子を軍艦にまねいてお
をそろえてまっすぐに、北へ北へとんでいきます。九十九里浜は、まもなく目にはいらぬほど小さくなってしまいました。