ロンドン バーミンガム ローマ 福岡 東京

れ、水沢君の車で出かけようということになった。ロンドンからストラトフォードまでは九十マイルそこそこで、汽車で行っても四時間ぐらいなもの

ロンドンから郊外へ出て、磨き立てたようなアスファルト道路を一直線に西北の方へ駈け

いたと聞いたのが、出来上ってるのを見ると、ロンドンのどの劇場とも比較にならないほど思い切って近代的な構造である。焼けた劇場

週間分の上演曲目六種が発表され、私たちはロンドンから座席を申し込んで置いたのでらくに入れたが、そうでないと入場

ウィリアム・シェイクスピアは二十一歳の年ストラトフォードを飛び出してロンドンに出て、芝居道に入り、役者になったり、脚本を書いたりして

に接して立つ一つの建物は新屋敷博物館と呼ばれ、ロンドンから蒐めて来たシェイクスピアの彫像が陳列されてあるが、もとはナシュの

、彼は妻と子供と親と家を後にしてロンドンへ出た。

オクスフォードが近く、北西はバンベリを経てウォリク、レミントン、或いはバーミンガムへの通路があり、交通の要路であったが、鉄道が開通してから

、それに私のイギリスでの講義もやっと片づいたし、ローマにいた長男からは大学で講座を持つことにきまったといって来た

、つい二三日前、日本からの便りでは、二男は福岡へ転任して、これも新設の物理学の講座を持つことになるらしく、

これまでたびたびシェイクスピアについて講義をしたこともあり、東京を立つ前には『マクベス』の翻訳を出したばかりではあり、『

な者にも興味は湧くが、それを見て私は東京砧村にある市河君設計のシェイクスピア庭園を思い出した。そうして、本場