三郎爺 / 宮本百合子

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地名一覧

奥州

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はてか、毛むくじゃらな荒夷の住家ぐらいに思われていた奥州の、草茫々とした野原の片端れや、笹熊の横行する山際に、

を始めたのである。もう五十何年かの昔、奥州の山中に火事などはめったにない。中には、火事がどんなものだか

江戸

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江戸や上方の者からは、世界のはてか、毛むくじゃらな荒夷の住家ぐらいに思わ

にあったとか、掃部様が斬られたとか、江戸は上を下への大騒動で、かりにも二本差す者は、大なり

仙台

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は紬の紋附を着、お下りを貰った山沢さんの仙台平をはいて、皆の前で彼の言葉でいう「感状」と幾何

東京

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かとも聞かなかった旦那様は、ちょうど出ていた東京下りの栗饅頭を三つ、仲よく食えと云って、彼にやった。

内々諜し合わせでもしたのだろう。仲間の一人で、東京下りの口の達者なのを、酔わせて彼の小屋へ遣った。

そう違わないのだが、大藩の立派な武士に生れ、東京にも住み、いろいろの目に会って来ている山沢さんが、彼の

大久保

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はなかった。内心、ますます得意になりながら「山沢家の大久保彦左」の自信を強めるに過ぎなかったのである。

泥まみれの「大久保彦左」は、家の出来て来るのが楽しみなのはもちろんであるが