ボストン 大阪 シカゴ カリフォルニア州 新宿 東京

アメリカでも一番古い都市であるボストンを訪ねた時の話である。市内見物の遊覧バスに乗って、市内を

日本などとは全く調子が違っている。「この家はボストンで一番旧い靴屋で、一千何百何十何年に始めた家だ」とか、

は、現在アメリカ第二の大都会で、日本でいえば、大阪に相当する街である。日本流に考えれば、少なくも四、五百年前

シカゴの雉子

今年のシカゴは、何十年ぶりとかの、雪の少ない年であった。おかげで芝生

かもしれないが、この辺のウィネツカという町は、シカゴとは町つづきで、東京でいったら、成城町くらいのところである。そう

ことがあるそうである。先日妻が、グリンベイという、シカゴとその北部の住宅地帯とを結ぶ、一番賑かな通りで、雉子が轢かれ

シカゴの街は、現在アメリカ第二の大都会で、日本でいえば、大阪に相当

シカゴは、東部の旧アメリカからいえば、西部の沙漠地帯にはいる関門にあたるところ

関に相当するところであったといえないこともない。シカゴが町らしい形になったのは、ゴールド・ラッシュの時代からである。ところが、

シカゴでさえ、百年の歴史しかないのであるから、その郊外住宅地である此処

前までは、大体原始林か原野であったわけである。シカゴの急激な膨脹につれて、住宅地を郊外に求めて、そういう未開の土地

アメリカが今日のような国の姿になったのは、カリフォルニア州に金鉱が発見されて、いわゆるゴールド・ラッシュの時代が来てからあとのことで

われもわれもと、太平洋岸に殺到した。それがカリフォルニア州の開発をうながし、大西洋と太平洋とに跨がる国になったもとである。

れて死んでいるのを見たと言っていた。新宿を一寸離れたさきの甲州街道、まず代田橋のあたりで、雉子が自動車に轢か

辺のウィネツカという町は、シカゴとは町つづきで、東京でいったら、成城町くらいのところである。そういうところに、野生の