神奈川 町田村 長津田 秩父 東京 八王子

を併せ得て、快甚し。いつの間にやら、東神奈川驛に著く。

東京府南多摩郡町田村の香雪園、横濱八王子間の一名所として、その地方の人には

東神奈川驛より原町田驛まで十四哩、小机、中山、長津田の三驛を經て、凡そ一時間にして達す。田舍だけに、

、其の盡くる處、西に大山の連山あり、北に秩父の連山あり。一老梅の側、掛茶屋ありて、茶を賣る。近郷の男女

を招くに方り、記者ならぬ裸男にも及ぶ。一同東京驛に落合ひて、横濱行の電車に乘る。幹事役の結城蓄堂、

東京府南多摩郡町田村の香雪園、横濱八王子間の一名所として、

東京府南多摩郡町田村の香雪園、横濱八王子間の一名所として、その地方の人には知られけるが、

東神奈川驛より八王子行の汽車に乘換ふ。裸男には生路なれば、『圍碁哲學