大阪 北海道 パリ ベルリン 青山 ニューヨーク 音羽町 川越 明治神宮 ロンドン 広島 市ヶ谷 吉祥寺 西巣鴨 日本橋 大塚 目白 神田 護国寺 東京 千駄ヶ谷 上野 日比谷 新宿 銀座 池袋 駒込 八王子

○重治さんから□カン送ってくれる。大阪まできいていてくれる由。ありがたいと思う。

○戦時と北海道　○署長さん。二百五十とかの人絹会社の社長をやった話。ベンゴ士

ベルリン、モスク※、パリ、ロンドン、ニューヨークそれらの都市の緊張が身に迫るようだ。緑郎どうし

ベルリン、モスク※、パリ、ロンドン、ニューヨークそれらの都市の緊張が身に迫るよう

○林町、父の三年祭。日本間で。夜、青山へまわってから延寿春で御飯をたべる。夫婦、太郎、バラ、寿、自分

ベルリン、モスク※、パリ、ロンドン、ニューヨークそれらの都市の緊張が身に迫るようだ。緑郎どうしているだろう。

〔欄外に〕日比谷のゆきがけに音羽町に森長英三郎氏を訪う

の電車はもう五時二十分発だから六時すぎて川越につく迄電燈つけず。夕暮、黄金い大きい月がのぼる櫟林の間をくらい

主人たちが迎えに来ている、紹介して、明治神宮へゆき、そこで写真をとり、わかれて主人と。主人は山野楽器店、

ベルリン、モスク※、パリ、ロンドン、ニューヨークそれらの都市の緊張が身に迫るようだ。緑郎どうしている

広島で隆ちゃんに面会。

広島で面会。降ったりやんだり。

先に、市ヶ谷からかえっていきなりい号の下に寝たとき、ひとは家へかえって眠ら

何年も前には、市ヶ谷へまわったという記事を夕刊で見て教えられた。（山の細君

〔受信〕第二信、どうしたのか吉祥寺の消印あり

風がひどい。寿江子むくれ面をしておきて来る。きょう西巣鴨へゆくのかゆかないのかとジリジリしたがだまって辛棒してい

明日朝寿江子も西巣鴨へ来て夜具もってかえって来る為。

やだの巖松堂だのゆき、そして三時十五分前西巣鴨。

ひさ、バラさん、日本橋の方へ呉服ものをかいに出かける。六時頃、ヘコヘコになっている

ああさん来、大塚の方にある家の話が出てすっかりのり気になって、そういう事情

「なるたけ近いところの方がいいから」きょうも云う。大塚の家の話。

から陣痛を催しているが、まだ生れないとのこと。大塚病院にいるとのこと。

で御飯をたべる。夫婦、太郎、バラ、寿、自分。目白まで送って来て貰う。

ところへよる、かえりに栄さんのところへ。そちら留守。目白へ十時ごろ二人で来てフロをたいて入り、いねちゃん赤い箸が

○目白の家のくぐりをくぐって一寸ふりかえる後姿、など。

を仰々しく台にのせて出かける。一緒に行き西ヶ原におろし、目白へ行き、おミヤさんをつれて又西ヶ原へかえり、林町。夜九

○神田の本やへまわる。

○かえりに実によい月、満月、護国寺のところを来ると、遠く家々の灯が赤く見え、建てかけの小バ

かえりに文芸春秋にゆき原稿を置いて、東京堂へゆき、月報注文。

けさ、六時十分、先生が東京に就職する少年を大勢つれて着。弟がいる。「来たね」

かえり東京ベンゴ士会館国原さんに会う。辞任届け出すようにきまる。更科。一旦かえり

鶴次郎さん、東京にのこっている由。保田で稲ちゃん空のさそりの心臓をながめていろいろ

○英国との東京会談決裂。

している。米白米を統制して玄米をしないから東京ではもう一ヵ月で米がなくなろうとした。

○千駄ヶ谷へゆき、河崎先生にたのむことたのんで来る。

〔欄外に〕上野へゆく、図書館

ああじゃこうじゃ寿江子と云って居て、早めの夕飯後日比谷へ行き大花壇のところ散歩。いつか花の咲いているところを見たい

〔欄外に〕日比谷のゆきがけに音羽町に森長英三郎氏を訪う

◎曇った夜空は新宿あたりの灯をうけてぼーっとうるんだようにすこし赤みをおびている。

寿江子と銀座へゆく。昨夜からけさにかけて小説二十二枚かき終る。題まだわからない

木島の最終日。池袋で大沢をサモンしたときのこと。小畑の教育によってあやまられて

妻にしている男。松川のとき男すぐ出た。駒込で妻と一緒だった。小畑財政の責任者

運動費に二十万円もつかった者があるという話。八王子にいた。繭を統制せず生糸、統制している。米白米を