玉川 ハワイ 新潟 富山

この最初の国際競泳は、なんとか玉川という遥か郊外で行われ、終点で電車を降りて、多摩川ぞいの畑の

ある通り、どんな泳ぎでもよいのである。このとき、ハワイのジューク・カワナモクが自ら発明したクロールで泳いで、大差で優勝した。

いう人は佐渡出身の高師の学生で、私のいた新潟中学へ毎年コーチにきてくれた人である。彼は陸上競技も当時

知れない。新渡来のクロールをいちはやく身につけたが、新潟中学は今もって、一度も、水泳で鳴らしたことがない。風土が

水陸兼用のコーチであるから、カワナモク式の原始クロールは先ず新潟中学へ伝えられ、この伝授の世話係は私の兄献吉であったよう

新発明の泳法を習い覚えて帰ってきた。兼吉先生は新潟中学の水陸兼用のコーチであるから、カワナモク式の原始クロールは先ず新潟中学

好戦的なものである。今度の中等野球の予選では、富山のどこかの学校が、審判の判定に不服でグランドへなだれこんで、審判