其中日記 07 (七) / 種田山頭火
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水前寺にて
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東北地方凶作の惨状は人から聞いたり新聞で読んで察してはゐたけれど、今朝
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敬君は下関へ出張、駅まで見送る、戻つてから、預つた愛犬Sと遊ぶ。……
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柑、等々の店の間を人にもまれて歩く、天満宮に参拝して、いろ/\の見世物小屋の間をくゞつて、お山で
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の示しようがない、彼も私の心持を察して、四国へ渡るといつて、別れていつた。
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熊本へ行かなければならない、彼女と談合しなければならない、行きたくも
九州行そのものは悪くなかつたけれど、熊本はやつぱり鬼門だつた。
私は熊本行を契機として転向、といふよりも復帰することが出来た。
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聞いたり新聞で読んで察してはゐたけれど、今朝、新潟の金井さんからの手紙で、直接知らされて、その窮境はまことにいたましい
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待つてゐた本がきた、冬ごもりの読物として広島のGさんに頼んでおいたのである、Gさん、ほんとにありがたう
け会合のよろこびは二乗された、千福の酔心地、広島牡蠣のうまさ、そのうまさも二重だつた。
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みんないつしよに駅まで、芝川君は長崎へ、周二君は山口へ、樹明君は家へ、そして私は庵へ
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東京の井師五十歳祝賀句会へ打電――
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新橋の方へ行く、途中、大行司小行司の行列を観た、さびしい行列に
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鴉、ヒヨ、ツグミ、百舌鳥、頬白、目白、ヒタキ、ミソサザヱ、等々、小鳥のうたはほんたうにうれしい。
□椿に目白(梅に鶯のやうに)。