萩 伊豆 大阪 浜松 浅間 下関 天満宮 広島 長野 熊本 目白 東京

庵とを写した、私といふ人間はつまらないが、萩にすすきの草屋はつまらなくはない。

北光君から、信濃の春をおもひだす、一昨日は伊豆の一郎君から小包を受取つて、今春の会合をなつかしんだが。

いつものやうにおとなしい、うれしかつた、ありがたかつた、大阪に於ける旅中のあれこれをおもひだして、何となくさびしくもあつたが

浜松の女学生連から来信、彼女らには彼女らにふさわしい苦悩がある、生き

小包が来た、遠く浅間の麓から江畔老が心づくしの品――蕎麦粉である、涙がこぼれるほどうれ

起きてすぐ帰庵、敬君は下関へ出張。

街の風呂にはいる、冬村君に出くわす、天満宮へ詣るといふ、嫌になつて※々帰庵。

広島の酔を乗せて、朝の五時前に小郡へ着いた。

今日も小包、長野の北光君から、信濃の春をおもひだす、一昨日は伊豆の一郎

してくれるといふ、待つてゐる、俊和尚は熊本から熊本の悪夢を思ひださせるやうに書いてよこす、困るね、リンゴは有一君

来庵してくれるといふ、待つてゐる、俊和尚は熊本から熊本の悪夢を思ひださせるやうに書いてよこす、困るね、リンゴは

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目白はおほぜいでやつてくる、貴族的だ。

でしめやかだつた、おちつける日、小鳥の来る日だつた、目白、鵯、鶲。

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