茗荷谷 小日向神社 大塚 東京 市ヶ谷 目白 上野

有せる小日向臺は、南は江戸川に臨み、東は茗荷谷を隔てて小石川臺に對し、西は音羽谷を隔てて目白臺に對し、

あり。さばかり壯大なる屋敷もなく、また陋屋も無し。小日向神社境内の稻荷祠畔は、眺望開けたり。小日向臺の西南端は久世山とて、

畫ける指の示すがまゝに小さき路を行けば、大塚彈藥庫に接して、建築中の校舍あり。されど帝國女子大學の看板

目白臺に對し、北は小石川臺と一つになりて大塚臺に連なる。四方いづれより行くも、坂路あり。從つて馬車の往來稀

陸軍中央幼年學校、戸山學校、陸軍砲工學校、氷川臺の東京盲唖學校、小石川臺の高等師範學校、府立第二高等女學校、女子

帝國大學、第一高等學校、上野臺の東京音樂學校、東京美術學校、目白臺の學習院、女子大學、早稻田より高田臺へかけて

り。本郷臺の帝國大學、第一高等學校、上野臺の東京音樂學校、東京美術學校、目白臺の學習院、女子大學、早稻田より

東京に於ける學校の主もなるものは、幾んど城北の臺地に集まれ

和田垣博士の門内に、偉大なる檜葉の樹あり。云ふ是れ東京市中の檜葉の最も大なるものなりと。主人の博士も、この檜葉

、女子大學、早稻田より高田臺へかけての早稻田大學、市ヶ谷臺の陸軍士官學校、陸軍中央幼年學校、戸山學校、陸軍砲工學校、氷川

高等學校、上野臺の東京音樂學校、東京美術學校、目白臺の學習院、女子大學、早稻田より高田臺へかけての早稻田大學、

國に女子大學の三つ四つ出來るの日あるべし。目白臺の女子大學も小日向臺と近く東西相對峙し、相競爭すれば

を隔てて小石川臺に對し、西は音羽谷を隔てて目白臺に對し、北は小石川臺と一つになりて大塚臺に連なる。

臺地に集まれり。本郷臺の帝國大學、第一高等學校、上野臺の東京音樂學校、東京美術學校、目白臺の學習院、女子大學