釘抜藤吉捕物覚書 01 のの字の刀痕 / 林不忘

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地名一覧

飛鳥山

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(例)飛鳥山

早いのが飛鳥山。

建仁寺

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ちょっと辺りを見廻しただけだった。すぐ格子戸へ引き返して、建仁寺を嗅ぐ犬のように、鼻を一つ一つの桟とすれすれに調べ始め

名古屋

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の場合推理一つで快刀乱麻の解決を与えていた。名古屋の金の鯱にお天道様が光らない日があっても、釘抜藤吉の

江戸

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江戸名物の尾のない馬が、勝手なことを言い合っているその言葉の端ばしに

そのころ八丁堀の釘抜藤吉といえば、広い江戸にも二人と肩を並べる者のない凄腕の目明しであった。さる旗本の

の睨んだ犯人に外れはないという落首が立って、江戸の町々に流行りの唄となり無心の子守女さえお手玉の相の手に口吟

見ていた助三郎は、嫌がるお銀を無理にしばらく江戸を離れてるようと、甲府を指して発足したが、小一町も来

八丁堀

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「おや、お前さんは八丁堀の勘さんじゃねえか。」

それとなく近所で何か問い合せた後、彼は八丁堀の藤吉の家を指してひたすら道を急いだ。

そのころ八丁堀の釘抜藤吉といえば、広い江戸にも二人と肩を並べる者のない凄腕

江戸っ児の中でも気の早いいなせな渡世の寄り合っている八丁堀の合点長屋の奥の一棟が、藤吉自身の言葉を借りれば、彼の

共に江戸町を引き廻された埃りっぽい日の正午下り、八丁堀の合点長屋へ切れようとする角の海老床で、釘抜藤吉は勘次を相手に

両国

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「して見ると今道普請をしている両国筋を通って来たらしいが、あの方角はここから北に当る。北と言えばさしず

甲府

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六つに近所へ留守を頼んだまま女房のお銀と甲府在の親元へ遊びに行って不在であった。栄太の死体が納豆売り

いると、思った。一昨日の夜中、助三郎夫婦が、甲府へ向けて発足した後に自害したものらしかった。無人の留守宅

た一昨日の暮れ早々、助三郎夫婦は女房お銀の実家甲府在へ旅立ちしたことなど、それとなく聞き出したのであった。栄太

「甲府の助さんとこへ飛脚を立てずばなるまい。」と、伊勢源が

が、栄太の助けに力を得て、お銀はいっそう甲府落ちを拒み出した。平素からの疑いが確かめられたように感じて、

嫌がるお銀を無理にしばらく江戸を離れてるようと、甲府を指して発足したが、小一町も来ない内に後から栄太

千葉

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深川木場の船宿、千葉屋の二階でお銀栄太の二人が影法師三吉手下の取手に召捕られ

深川

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深川木場の船宿、千葉屋の二階でお銀栄太の二人が影法師三吉手下

浅草

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当時人心を寒からしめた、壱岐殿坂の三人殺しや、浅草仲店の片腕事件などを綺麗に洗って名を売り出したばかりか、そのころ

の悪事に荷担致し候段重々不届に付町中引廻しの上浅草に於て獄門申付くる事

夫助三郎を殺害候段重々不届に付町中引過しの上浅草に於て獄門申付くる事