加利福尼亜の宝島 (お伽冒険談) / 国枝史郎
地名一覧
インカ帝国
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毛氈。アフガニスタンの絹窓掛け。サクソンの時計。支那の硯。インカ帝国から伝わった黄金作りの太刀や甲。朝鮮の人参は袋に入れられ柱に
摂津国
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摂津国大坂の町では寄るとさわると噂である。
八幡大菩薩
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八幡大菩薩の大旗を、足利時代の八幡船のように各自船首へ押し立てた十隻の
千日前
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、このように申した筈ではないか、本来なれば千日前の刑場で所刑さるべきもの、海外までも名に響いた紋太夫の名
小豆島
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(例)小豆島
九州
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「日本の九州より大きいそうじゃ。湾の名は加利福尼亜という」
長崎
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土人でもなければ日本人でもない。長崎あたりでよく見掛ける、それは西洋の人間であったが、いかにも意外だ
ところが、小豆島紋太夫は、かつて長崎の和蘭人から、久しく和蘭語を学んだことがあって、会話ぐらいに
住吉
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「住吉の浜で切られるそうな」
て、市中一円を引き廻されたが、松並木の多い住吉街道をやがて浜まで引かれて来た。
た紋太夫の名を愛でさせられ、特に願いを聞き届けこの住吉の海辺において首打つ事になったというは、一方ならぬ上
そこで矢来は取り払われ波平かの浪華の海、住吉の入江が見渡された。頃は極月二十日の午後、暖国のこととて
と紋太夫は頷いたが、「いかにも俺は捕らえられ住吉の海辺で首を切られたよ。が、この通りここにいる。そう
「本来俺は住吉の浜で首を切られた人間だよ」