伊東 奥州 伊豆 東京 銀座

去年から伊東の温泉地へ住みついたので、旅館はとにかく、家庭風呂は、湯はあれ

伊東へきてからは、天城さんに、毎日健康診断していただく。毎日、ブドウ糖と

見てこの句をつくったのだろう。これは、たしか、奥州の旅に立ってまもなく、よんだ句のようだが、旅日記を

伊豆の山々は炭焼き地だから、炭はいくらでもあるが、私は炭酸ガス

、私は七ツ八ツの頃からの海水浴狂で、東京に住みはじめて、何が切なかったかというと、夏に思うように

「さッそく東京へ行って、南雲さんにみてもらうんだね。たぶん、同じ診断だろう

女房も、その気持であった。女房は、東京ではズッと南雲さんに診てもらっており、信頼しきっていた。

女房は東京へ出かけて行った。

、女房は雑誌社からも原稿料をとりよせ、退院と同時に銀座に現れ、所持金使い果して、悠々御帰館であった。

ところが、彼女をその母の家から誘いだして、銀座で食事中に、腹痛を訴えた。医者に診てもらうようにすすめた