松島 天草松島 江戸 富岡町 富岡 大浦 駿河台 本渡町 島原 長崎

ていく。私は、移り行く風景の面白さに、時に松島を思い、時に瀬戸内海を航行した日のことを、思い出しながら、吹きつける北風

岩がいたるところに散在して、後で聞いたが、天草松島といわれているのも、さこそとうなずかれる風景であつた。船は

情を禁ずることが出来ず、承応二年遂に意を決して江戸に上り、直接老中に謁見してるる郡情を具陳して、減石の正道

毎日新聞のＨ氏のきもいりで、富岡町に行く手はずをととのえてもらい、十時のバスに乗つた。天草には

南端の牛深には、日に一回しかその便がなく、富岡へも日帰りするつもりで行けば、四時間の余裕しかない。だが、交通機関

首一万ばかりを、長崎の浦上と島原の原城と、ここ富岡の三カ所に分けて埋めたという。ところが代官鈴木三郎九郎重成は、

にも思われない。本渡町までの予定を変更して、大浦に上陸させようとした船会社の処置もうなずけるのであつた。

来て、しきりに甲高にしやべりちらしていた。大浦から本渡までのバスが来ないですつて、橋がこわれているから、歩か

十月十五日赤心を披瀝した上向文を遺して、駿河台の自邸で自刃してしまつた」

連絡船では、とてもおし切れそうにも思われない。本渡町までの予定を変更して、大浦に上陸させようとした船会社の処置

れた切支丹の宗徒の首一万ばかりを、長崎の浦上と島原の原城と、ここ富岡の三カ所に分けて埋めたという。ところが代官

に観光客誘致の熱意がないのは、どういうわけであろう。島原から天草にかけてを、国立公園にするとかしないとか、いろいろ取沙汰

乱後、斬首された切支丹の宗徒の首一万ばかりを、長崎の浦上と島原の原城と、ここ富岡の三カ所に分けて埋めたと