日記のうち / 与謝野晶子
地名一覧
二重橋
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つてばかり居た。書生の兒玉が帰つてから熊七は二重橋から銀座辺の見物に出掛けて行つた。土産物を持つて二人の女の子と一緒
大阪
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結つて来た間に上の寝台もしまはれて、大阪の商人は黄八丈の寝間着の儘で隣に腰掛けて楊枝を使つて居
持つて来た。一番上にあるのが一昨日の夕方大阪の心斎橋通りを歩いて一緒に戎橋を渡つて難波の停車場で別れた茅野さん
を私の小い友達はする。船中の事ばかりで京や大阪やわたしの古郷の事などは聞いて呉れさうにもない。
難波
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の夕方大阪の心斎橋通りを歩いて一緒に戎橋を渡つて難波の停車場で別れた茅野さんの手紙である。
難波の停車場で私は少し何うかして居ました。急いで停車場から飛出した
京都
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なければ逢はれないなどと思ふ。袂へ手を入れると京都の停車場で岩城さんと智さんに貰つた敷島がめいつた風をし
新橋
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手紙も書かないで居るのであらう。やつぱり八時半頃に新橋へ来た。修さんと桃が来て居てくれた。不思議にいろいろ
赤銅色をして居る。頭が痛い。何時この汽車が新橋へ着くのかわたしは知らない。八時半頃であらうかとも思ひ、
東京
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一人残つて居る正直な番頭がたまたま店の休業中に東京を見物しようとして来たのであるから。
銀座
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。書生の兒玉が帰つてから熊七は二重橋から銀座辺の見物に出掛けて行つた。土産物を持つて二人の女の子と一緒に