大浦 下北沢 長崎 東京 新宿

来たのは、四歳の暮であつた。そのとき大浦のホテルに洋食を食べさせに連れて行つたとき、小さなずぼんにおしつこを

を取つて遊んでをる。新宿、代田二丁め、下北沢などといふこともいふ。

諏訪神社の鶴がかすかに記憶に残つてゐるだけで、長崎の港の記憶は殆ど無いくらゐである。満にして算へれば三

私の長男（つまり孫の父）が長崎に遊びに来たのは、四歳の暮であつた。そのとき大浦

つこを引かけた記憶がある。そして五歳の春に東京に帰つたのであるが、只今になつてみると、諏訪神社の鶴が

ませうな』云々。然るに私はその友人と二人で東京に来てみると、孫は、来た次の日にはもう私に抱かれる

私は二十二年の十一月に東京に帰つて来た。そのとき、大石田の友人いふに、『まあお孫

見たて、デデンデデンなどといふ音頭を取つて遊んでをる。新宿、代田二丁め、下北沢などといふこともいふ。