幕末維新懐古談 73 栃の木で老猿を彫ったはなし / 高村光雲

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地名一覧

天王寺

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煮たのを摘んでいるところを捕まえました。一度は天王寺の境内へ逃げ込み、樹から樹を渡って歩いて大騒ぎをしたことがあり

宇都宮

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は上野発の汽車で出掛けたが、汽車を乗り違えたため宇都宮に一泊し、翌早朝鹿沼で下車し、それから発光路へ向いまし

上野

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た一つの山村であります。私と後藤氏とは上野発の汽車で出掛けたが、汽車を乗り違えたため宇都宮に一泊し、

東京

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でもくれたい位なものになっているのですから、東京から、ただでもいらないものを金出して買いに来るとは、物

さて、木は買いましたが、これを東京へ運ぶのが大仕事……どういうことにするかというと、今は三

、五月までは待って見る気でこの山を降りて東京へ帰って来ました。

ました。それはこうした山村で学校用品も乏しく、東京の品は珍しいので、これを小学校の生徒へお土産にすれば、生徒

浅草

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いうと、今は三月ですから、五月までには浅草の花川戸の河岸まで着けるという。その運賃はと聞くと、三十円位

それから、モデルはその頃浅草奥山に猿茶屋があって猿を飼っていたので、その猿を