伊勢 高台寺 大阪 安濃津 伊賀 神戸 京都 大津 北千住 浅草 上野 新橋

◎先代の坂東秀調壮年の時分、伊勢の津へ興行に赴き、同所八幡の娼家山半楼の内芸者、八重

◎京都の画工某の家は、清水から高台寺へ行く間だが、この家の召仕の僕が不埒を働き、主人の

◎大阪俳優中村福円の以前の住居は、鰻谷の東の町であったが、

為し難き、俗に行悩みの咎人ある時は、本城伊勢の安濃津へ差送ると号し、途中に於て護送者が男は陰嚢女は乳を

◎伊賀の上野は旧藤堂侯の領分だが藩政の頃犯状明かならず、去

◎京都の某壮士或る事件を頼まれ、神戸へ赴き三日斗りで、帰る積りのところが十日もかかり、その

◎京都の某壮士或る事件を頼まれ、神戸へ赴き三日斗りで、帰る

た、これは当時この犯人捜索を担当して尽力した京都警察本部の某刑事の話しである。

◎京都の画工某の家は、清水から高台寺へ行く間だが、この家

まいと考え、ほとぼりのさめた頃京都市を脱出して、大津まで来た時何か変な事があったが、それを耐えて土山

（例）北千住

◎北千住に今も有る何んとか云う小間物屋の以前の営業は寄席であっ

◎浅草の或る寺の住持まだ坊主にならぬ壮年の頃過つ事あって生家を

後ち百姓となり、無事に一生を送りしと、僕上野に遊んだ際、この穴を見たが惜いかな、土地の名を

◎伊賀の上野は旧藤堂侯の領分だが藩政の頃犯状明かならず、去迚

◎木挽町五丁目辺の或る待合へ、二三年以前新橋の芸妓某が、本町辺の客を咥え込んで、泊った事が有った