増長天王 / 吉川英治

増長天王のword cloud

地名一覧

有田

地名をクリックすると地図が表示されます

窯焚きはそうザラにあるものでなく、大川内、伊万里、有田、三地を通じてみても、今度の献上陶器の火入れは、どうし

江戸城

地名をクリックすると地図が表示されます

にあったが、後に将軍家斉に懇望されて、江戸城本丸に移された。しかし、それもやがてまた、幕府瓦解の兆をあらわした

大聖寺

地名をクリックすると地図が表示されます

やがれ、面の色が変りやがった。汝はなんだろう、大聖寺の前田の家来か九谷の陶器作りの伜だろう。うまく化け澄ましていやがるな

江戸

地名をクリックすると地図が表示されます

「止せよ! この窯焚きの百助はな、さんざん江戸でもゴロついていた事があるんだ。てめえみてえな色の生白い泥

があるんだ。てめえみてえな色の生白い泥人形が、江戸生れだなんて吐かしたって誰がまともに受けるものか。その訛りは加賀ッぽう

天明四年正月早々。佐賀城から江戸へ向って、警固荷役に守られて送り出されたのが、久米一作の増長

そのため、増長天王はしばらく江戸の上屋敷の秘庫にあったが、後に将軍家斉に懇望されて、

加賀

地名をクリックすると地図が表示されます

「おい! 加賀ッぽう! 加賀の九谷から来た兆二郎ッ」

なんて吐かしたって誰がまともに受けるものか。その訛りは加賀ッぽう剥きだしだ。前田の家来に違えねえッ」

それが当然の成行きだわえ! だが兆二郎が加賀の廻し者だとは汝れだけの悪推量、娘の棗に懸想して、

佐賀

地名をクリックすると地図が表示されます

くる奴もなければ、品物を密売する悪人もない。みな佐賀のほこり、御用焼きの色鍋島を克明に制作している、善良なる

の鍋島焼きは、二百年来の秘密窯で、殿様初め佐賀城につぐ宝だとしているものだ。九谷の者なぞに、窯

邸の裏山にも、一ヵ所ある。将軍家の献上品や佐賀城のお道具だけを焼くお止窯だ。普通、諸国へだすものは

佐賀の城下から来た鍋島家の奥用人、刈屋頼母という侍。通され

。なお、執念深く、兆二郎の疑点をいくつも探り、佐賀の城下へ出て密告した。

婆娑とした姿に変って、大言壮語も吐かず弱々と佐賀の城下へ曳かれて行った。

佐賀の城下で、陶工久米一が断罪となる日、彼の持窯――

天明四年正月早々。佐賀城から江戸へ向って、警固荷役に守られて送り出されたのが、

金沢

地名をクリックすると地図が表示されます

の巡礼で、ああ俄に腕が上がる筈はねえ、きっと金沢の九谷かどこかの廻し者で、色鍋島の錦付や釉薬の秘法を