横浜 叡山 大阪 岡崎 天理市 吉野山 京都 広島 新宿 東京

と、僕の父はたいへんな大酒飲みでした。ええ、横浜で貿易商をやっておりましたが、たいへんないわゆる暴君でした。ですからいろんな

九歳から二十年、叡山におられたことになっておりますが、その二十年間の叡山はどうか

おられたことになっておりますが、その二十年間の叡山はどうか。これは今日からは想像も及ばないほどの、いわゆる大なぎなたを

、あの叡山の雲母坂から都へ出てくる。こういう叡山の中で若き親鸞は九歳から二十九歳ごろまで、苦難な勉強をして

雲の晴れたような気がしたんですね。そして叡山には帰らず、吉水禅寺の法然上人をたずねて、自分のもだえと、それ

再四、あやまったんです。ですが、ふと私は、この大阪のごときといっちゃ失礼かもしれませんが、もっとも物質的に商業的にマンモス

ですか、そうした徹底したド根性のすわっている大阪という都市にあってですね、しかも若い人が、ハテナ、仏教に関心を

ほんとうに大阪の若い人が、こういう会をつくり、三十回も重ねているんだろうか

大阪の真宗青年会というのがあると聞いて、僕はその点、愉快な

そういうわけですから、大阪にいらっしゃる若い方々の、こうした会をもつすばらしさ。――とはいう

も、きっとみられたろうと思います。その吉水へ通う、岡崎から吉水へ通う、毎日毎日、見ておられたろうと思うんです。

たばかりで、ちまたはたいへんでした。で、そう丹波市（天理市）の教会で、そこで“もし、あんた少し話をしてくれんだろうか

借りまして、ちょうど折りふし、花のころでしたから、吉野山へ行ったんです。

啼き出でよ”という句、まあそんな景色で、人がみんな吉野山へ花見に行ってました。木炭車でやっと上までのぼりまして、あの如意輪

の方は、一つ仲よく、そのうちにお弁当もって吉野山へお花見に行ってください。

いうと、私の夫はとうになくなっちゃって、だれが吉野山へつれてってくれるのか、とおっしゃるかもしれませんが、そうしたら

のできない親鸞ですから、非常に苦しんだのです。そして京都の六角堂へ叡山から百夜通ったというんです。百夜夜ごもりされた

の心境にも、いろんなことがあったんでしょうけれども、京都の方の事態にも、承久の兵乱というものが起こりまして、北条

たものは一つですね。そう思います。まして、まあ京都御本山じゃ、そういうことはないでしょうけど、地方なんかいきますと、いまだ

そのために損害をうけた例といったらば、これは広島の原子爆弾をはじめ、数限りがないじゃありませんか。そういう科学に

たいといい出した。するとその女給さん、三十万円を新宿の殺し屋にやってですね、それを殺し屋が何万かずつに分け、

東京の近くの、どこかの盛り場の女給さんが、愛人と同せいしてい