遊就館 淡島堂 浅草寺 水戸 浅草 東京 久里浜

をかいて見せました。これは今でも九段の遊就館にあります。この他、浅草で始めて電気の見世物をかけたのは広瀬

にした事がありました。ところで有難い事に、淡島堂に参詣の方は、この坊主がお経を出鱈目によむのを御存知なく、

私の父の椿岳を挙げます。私の父も伯父も浅草寺とは種々関係があって、父は公園の取払になるまで、あの辺

あの辺一帯の開拓者となって働きましたし、伯父は浅草寺の僧侶の取締みたような役をしていました。ところで父は

今から考えたら随分奇抜です。またそれを見ても当時浅草寺の秩序がなかったのが判ります。）この仁王門の住居は出入によほど不自由

のお告げに、ここに祀ってくれた上からは永く浅草寺の火防の神として寺内安泰を計るであろうとのことであった

今浅草寺ではこのお狸様を鎮護大使者として祀っています。当時私

事がありました。しかし父は変人ですし、それに水戸の藩から出た武士気質は、なかなか一朝一夕にぬけないで、新門のいう

変遷を経て、今のようになったのですから、浅草寺寺内のお話をするだけでもなかなか容易な事ではありませ

今から考えたら随分奇抜です。またそれを見ても当時浅草寺の秩序がなかったのが判ります。）この仁王門の住居は出入に

あの辺一帯の開拓者となって働きましたし、伯父は浅草寺の僧侶の取締みたような役をしていました。ところで

私の父の椿岳を挙げます。私の父も伯父も浅草寺とは種々関係があって、父は公園の取払になるまで、

頃、寺内にいい合わしたように変人が寄り集りました。浅草寺寺内の奇人団とでも題を附けましょうか、その筆頭には

今でも九段の遊就館にあります。この他、浅草で始めて電気の見世物をかけたのは広瀬じゅこくさんで、太鼓

のお告げに、ここに祀ってくれた上からは永く浅草寺の火防の神として寺内安泰を計るであろうとのことで

今浅草寺ではこのお狸様を鎮護大使者として祀っています。

曲馬が東京に来た初めでしょう。仏蘭西人のスリエというのが、天幕を張って

次に、久里浜で外国船が来たのを、十里離れて遠眼鏡で見て、それ