淡紫裳 / 佐藤垢石

淡紫裳のword cloud

地名一覧

漢江

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ところが、京城へ着いて聞いてみると、やはり漢江とか洛東江とかいう大きな川の石は丸いのであるという。汽車の

、四月一日から開通された京慶線に乗って漢江の上流へ、探勝に行った。

というのであったが、まだ季節は早いと見えて漢江の鮒には一匹もお目にかかることが出来なかったのは甚だ残念

残念であった。けれど、八堂という駅の前を流れる漢江は内地では見られぬ大河の相を持っている。広さは、隅田川

北海道

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、彼ら個人で砂金を捜しているのだという。北海道や大陸の方の砂金捜しの話は、聞いていたが、いま汽車の

名古屋

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朝鮮の棋界は、甚だ盛んである。大阪、名古屋などの次に、京城の棋界は位するものであろうと思う。それに、

金剛

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今まで釜山から京城へ、京城から平壤へ、京城から外金剛の駅まで汽車の窓から見る風景は、禿山に近い赤土の地肌に、ちょろちょろ

昌徳宮

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昌徳宮へ案内された。ここは、昔から朝鮮王が住んでいたところで

妙義山

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仙台から一眸の下に集まる万物相一帯の景色だけでも妙義山と御獄昇仙峡を五十や六十組合わせたくらいの大きさを持っている。それが、ことごとく花崗岩の

朝鮮神宮

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出迎えの人に案内されて、朝鮮神宮へ参拝し、それから夜、京城日報主催朝鮮将棋大会木村名人歓迎会というの

金剛山

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話に聞いたほどでもないのが普通であるが、金剛山だけは話以上に勝れた景観と風物を持っていると出発前に誰かが語っ

誰かが語った。まさにその通りである。これは、金剛山の偉大と繊細と広さとに接して、誰も適当な形容の言葉を発見

峡とが数十集まったくらいの素晴らしい景観が見えるけれどこれは金剛山のほんの一小部分にしか過ぎない。高い山にさえぎられた奥の方に渓谷と

大阪

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を眼に描いて、心待ちに待っていた。ところが大阪の新聞に専門棋士を七人抜いた天才少年棋士のことが載っていて

朝鮮の棋界は、甚だ盛んである。大阪、名古屋などの次に、京城の棋界は位するものであろうと思う。それ

仙台

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の総称)への棧径へかかった。目指すところは天仙台と、天女の化粧壺である。内地のどこかに胸突八丁という難路

訪ね、それから天女が舞い下って羽衣を脱いだという天仙台へ登って行った。

ところで分かるまいが、ちょっと例をとって見ると、天仙台から一眸の下に集まる万物相一帯の景色だけでも妙義山と御獄昇仙峡

天仙台は、新万物相の中心をなしている。ここから眺めた景観は甚だ大きい

麹町

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馬を連れてきた訳だが、財布紛失のことを麹町警察署へ届けた。ほどなく警察から落とし物が発見されたという通知に

時代、つまりいまから二十年前、東京へ出張を命ぜられ麹町のある旅館へ宿を取った。翌朝宿の浴衣を着て近所の床屋

東京

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私は朝鮮銀行にいる時代、つまりいまから二十年前、東京へ出張を命ぜられ麹町のある旅館へ宿を取った。翌朝宿の浴衣

であるし、調理のしかたもまことに結構だが、我々東京の者には塩味が少し足りない。これは関西式の料理であるから

眺めると、頭上高く北斗七星がきらめいていた。北極星は、東京付近で見るのよりも地平高きところにある。

十六日夜半、東京へ向けて京城をたった。翌朝釜山で鯛釣りを試みるつもりだったが

隅田川

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見られぬ大河の相を持っている。広さは、隅田川の二倍ほどもあろうか、蒼い水を満々とたたえ静かに西北に向かっ