幣束から旗さし物へ / 折口信夫

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地名一覧

葛城山

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の木幡・あをはたの忍阪の山・あをはたの葛城山(万葉)など、枕詞に用ゐたのが、其である。何れも、山

熊野

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れぬ程、古い種を有して居るではないか。熊野の湛増が、船に若王子の御正体を載せ、旗の横上に金剛童子

飛鳥

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寺々に樹て並べた外国風の幢幡は、見も知らぬ飛鳥・藤原の宮人の口などから、生れたものと思はれる。白和栲・青

三省堂

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語で幣束を Hatak と言ふよしを習うた。其後、三省堂の外来語辞典が出たのを見ると、鳥居龍蔵氏が、はたの語原を

和気神社

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出来ようと思ふ。尚、杉桙別命神社・多祁富許都久和気神社など、桙に関係ある社が、ざらに全国に分布してゐる(神名式

調布

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合並びに、布の綱十二条を作る料として、調布一丈四尺を出す(内蔵式)ことになつてゐる。其綱はみ

白幡

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白幡と似た青幡と言ふ物がある。あをはたの木幡・あをはた

江戸

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上代から然りと信ずる事は出来ぬにしても、尚江戸よりは古くの為来りと考へられる。

蝦夷

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(例)蝦夷渟代郡大領

持つて居なかつたかも知れぬ。斉明天皇の四年、蝦夷渟代郡大領沙尼具那以下に鮹旗廿頭、津軽郡大領馬武以下に

奈良

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此詞などは、中期に入れて然るべきものである。奈良の寺々に樹て並べた外国風の幢幡は、見も知らぬ飛鳥・藤原

類ではなく、神祭りの幡桙であつた事は、奈良の都になつて、神祭りに関係ありさうな杠谷樹の八尋桙根が