古代生活に見えた恋愛 / 折口信夫
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首里
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それから沖縄の首里の町から二里程離れた久高といふ島で、大正四年頃まで行は
奈良
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で死ぬ。さういふ生活をする処女があつた。其が奈良朝の初め、或はもう少し前から、さういふ生活は段々記憶から薄らいで
日本内地でも奈良朝、或は其以前にさういふ事があつたと、断言出来る程の証拠
居る者が試みる。つまり初夜権といふので、日本でも奈良朝以前には、国々村々の神主といふ者は、其権利を持つて
で、日本人にほんとうの恋愛といふものが生れてくる。奈良朝では、末期に至つて、純粋な恋愛詩がいくらか出て来
大津
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、妹待つと、我立ち濡れぬ。山の雫に(大津皇子――万葉集巻二)