ゴールド・コースト 西アフリカ ワシントン 福島 東京

一九二八（昭和三年）五月二十一日、西アフリカのゴールド・コースト州アクラ港で研究中の黄熱病にかゝり殉道の死を遂げた時は全世界

一九二八（昭和三年）五月二十一日、西アフリカのゴールド・コースト州アクラ港で研究中の黄熱病にかゝり殉道の死を遂げた時は

院部長――渡米してペンシルバニヤ大學病理學の助手――ワシントン市のカーネギイ研究所助手――ロツクフエラー醫學研究所助手（一九〇四年）といふ經路を

野口は福島縣の猪苗代湖畔の極貧兒と生れ、三歳の折爐に落ちて

東京朝日新聞に、『世界人の横顏』の第十六回野口英世のそれが

非常の骨折で又非常の喜びであり誇りであつたと東京帝大の眞鍋嘉一郎教授が當時の思ひ出を書いたのを今に記憶する。

（一九三〇、一二、一八『東京朝日新聞』）