北海道 宮城 ナポリ 上野の動物園 東京 上野

北海道の羆さへ、

。前年着いて大評判になり、遂に天聽に達して宮城の中に召され、叡覽を忝うしたほどであつたが、風土に

は詩人エンリコ君と共に之をイタリヤ語に譯してナポリの書店から發行した。ダヌンチオ詩宗が之を讀んで激賞したといふこと

帝國文學」に初めて載つたものだが、其直後に、上野の動物園で東印度生れの猩々が死んだ。前年着いて大評判になり、遂に

、明治十五年四月の「新體詩抄」であらう。東京帝國大學（當時唯一の帝大）の外山正一、矢田部良吉、井上哲次郎三博士

「東洋學藝雜誌」で初めて之を讀むだ（同誌に東京市の歌「あな變りたり武藏野や」といふのもあつたが誰れ

の初めの年明治二十七年、仙臺から始めて出京して東京帝國大學英文科に入つた。文學部長は我々が大入道と綽名した外山

帝國文學」に初めて載つたものだが、其直後に、上野の動物園で東印度生れの猩々が死んだ。前年着いて大評判になり

上野の山に風あれて、